リーダーたるもの、管理者たるもの、組織を良くするためには、ダメなものはダメと言わないとダメよ、という話です。
施設からの相談を管理者から受けている中で、雑談や飲み会の中では、『ウチの職員はダメだ』とか気づきがないとか、空気が読めないとか、知識がないとか、愚痴を言うくせに、いざ、改革しましょうという話になると、『ウチの職員もいいところあるんですけどね』とか、『優しいだけなんですよね』と、フォローしてくる管理者やリーダーがいます。
改革のためには、問題を問題としてしっかり認識して、どうしていくか、が大事なのです。
改革とは、やるか、やらないか、なのです。
現場の職員をフォローするなら、本人に直接言えばいいのです。
現場の愚痴も同じです。
さんざん、ふてくされ職員の不満を言っておいて、管理者がせっかく努力して上手に辞めさせたのに、『あの人もいいところあったのに』と、管理者を裏切るのです。
管理者に言わせれば『じゃー現場で好きにやってくれや』ということになるんです。
組織を良くするということは、自分にとっても不都合なことも出てくるのです。
それでも良くするために努力するか、今のままでがまんするか。。。
今、どこも人員不足です。
人がいないから、ダメな人でも辞めさせると大変です。
でも、今まで辞めた人たちの中には優秀な人もいたはずです。
そんな優秀な人を辞めさせてしまうような職場を変えるには、今なのです。
本当はもっと早くからやればよかったんですけどね。
被害者意識になって人員不足を嘆いている管理者もいますが、それがその組織の実態なのです。
そんな風土に賛成した現場の職員にも責任があるのです。
マネージメントとは、良いか悪いかをはっきりさせることから始まるのです!!
現場も管理者もがんばってください(^^♪
知野吉和