人は思い込みや、意識、環境に対する反応で生きているということをいろんな表現でしてきました。
不幸な生き方も、幸せな生き方も、今までの過去の流れから考えると、他人から見ると、当然の流れのように見えます。
『そんな生き方してたら、そうなるの当たり前でしょ』とか、目標にしていたことが叶ったりとか。客観的に見たら、ちゃんとそのような流れになっているのです。
良くなりたい！という意識で生きることで、人は良くなっていきます。望みが叶う系の生き方とは、常に言葉も、意識も、行動も、望みの方向に行くから、のぞみは叶うのです。
不幸になっていく人、成功しない人も実は、どこかにあきらめがあり、達成よりも、ダメになることのイメージが強い人も、また望みが叶っていることになります。
誰も不幸になることは、望んでいませんが、ネガティブな気持ちで生きていれば、それはダメになることを、無意識の中で望んでいることになるのです。
要するに、意識的にでも、無意識的にでも、『人は意識している方向に向かって生きている』、ということなのです。
だから、僕はどんな不幸な話でも、幸せな話でも、そういう生き方を選択しているようにしか見えません。
以前、ある施設の管理者から、ウチの職員はやる気がない、変な職員しか来ない、と相談を受けましたが、たぶん、そういう事態を許している＝選択している経営をしているから、そうなるわけです。自分で良くしようとしないから、悪くなるのです。
さんざん愚痴を聞いたあと、僕は言いました。
『順調ですね！ウッシッシ』と。
『順調なわけねーねっかね！！』と怒られましたが、この話をしました。
望んでいなくとも、そういう事態を許しているってことは、神様（客観的に）から見たらそれを望んでいると勘違いされても仕方ないですよね。と。
不幸な状態から脱却するには、この不幸な現状を許さない、という気持ちが大事なのです。今までやる気とか関係ねーぜと言ってきましたが、実は大事なのはやっぱり気持ちなのです。
まーとにかく、今のみなさんの人生は、過去からの選択で、今のこの瞬間があるのです。そうするしかなかったとしても。
人は順調に不幸になり、順調に幸せになるのです。
だから、人生は順調なのです。
良いか悪いかはわかりませんけどね。うっしっし
知野吉和
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