新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

明るさ


「明るさ」

いい施設とあまりよくないと感じる施設。

一番差があるのはスタッフの雰囲気ですね。

明るく元気に対応している現場と

無言かあまり話さない、笑わない現場。

普通にその場にいるだけでも感じますね。

よい雰囲気の現場ではスタッフの反応も

違うし利用者に対するかかわりもありますが

そうでない現場では空気が重く、テレビの音

だけが響き、スタッフが無言で業務を淡々と

している。かかわりも少ない。

何かにつけて一緒にしようとする思考が

あるスタッフさん。

何かにつけて早く済まそうとして業務を

行うスタッフさん。

そこには親しみ、明るさがあるかないか?

なんです。

興味を持つ、持たない、見ようとする、しない

かかわりたい、かかわりたくない、

早く済ませたい、じっくりかかわりたい。

この差が生まれるのは普段の業務とケアに

「考える」というプロセスがあるかないか

ですね。

決まったことだけしているということは

一定レベルから成長がないこと。

知識も技術も成長しないからどんどん

置いていかれるのです。

子供の勉強と同じなんですね。

もしくは動物にしつけや芸を教えていくから

こそ出来るようになるのであって覚える

賢さがあっても教えなきゃ出来ないのです。

そう考えるとなぜ経験年数は長いのにケアの

スキルがそれに見合っていないのかが明確に

なると思います。

時代と共に、家電や文化に進歩があるように

仕事も人間も成長しないと厳しいのだと

思います。

明るく笑顔で!

たったこれだけでも1日気持ちよく過ごせる、

働けることも出来るのです。

よい現場を探してます!という話を聞く事が

多いのですが少なくともよい現場を望むなら

自らがすべき事、出来る事を実践するのが

一番の近道だと思います。

そんな思考の繰り返しが成長を助け、

アイデアや工夫を生み出し、それが

少なからず実践され続けていけば、

そこには明るさ、温かさを感じる事が

できる「よい職場」と「よい人材」が

存在すると思います。


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