「おなじように」
買い物を施設で出来るようにしたら?と言うと
お金をもってない、買えない人がかわいそう
だから止めときましょう。
パンを作って持ち帰り出来るようにしたら?
と言うと
持ち帰りして食べずに腐ったら大変だから
止めときましょう。
お金を少し持ってきて良いようにしたら?
と言うと
何かあったら大変。失くしたら大変。だから
止めときましょう。
これらを言ってる現場スタッフの共通言語は
「同じように」「公平に」「みんなに」
と呪文のように唱えてますね。
買い物を1か月に2回しかしない生活をあなたは
やってますか?コンビニとかに寄り道しないの
ですか?自販機で喉が乾いたら飲み物を買う
のでは?
パンを作って持ち帰りさせたら腐らせるから?
そうならないように家族や支援者、事業所と
連携してルール作れませんかね?
話し合いがめんどくさいからしないのでは?
お金、財布を持参したらダメ?と言いますが
介護保険制度にそんな決まりないですよ。
だいたい財布も持たされないままで外に
連れていかれて落ち着くはずないですよ。
もしあなたが知らない場所に財布ももたず、
携帯もなく、連れていかれて、後はご自由に
と言われて楽しく過ごせますか?
きっとそれどころじゃないでしょうに、、
◯◯さんは買い物出来ないから目の前で買った
ものを食べるのはかわいそうだからみんな
我慢しましょう! なんて平気で公平にと
言いながらいうスタッフがいますが、
もしあなたの友達が旅行にいくお金がない
から私も他もいくのを我慢しましょう!
なんて事になりますか?ならないでしょ?
もっとリアルに言えば目の前にいるからと
言って知り合いや友達だとは限らないでしょ。
あかの他人の都合でスタッフが勝手に公平と
言いかざして関係ない利用者まで巻き込まれる
その状況が異常だと理解して下さい。
まして一部の人なんて法人の方針を理解して、
組織としてしなきゃならないことすら、
批判ばかりで同じように出来てないわけです。
利用者さんには文句すら言わさずに止める。
自分たちは文句ばかりでやらない聞かない。
ちょっとは真摯に状況を考えて利用者さんと
おなじようにしてほしいものです。
これまで生きて来られたその過程は皆さん
違います。貧富の差もあります。
それまでのそれぞれの努力や怠慢などを見ずに
「おなじように」と言わないでほしいですね。
そんな形で同じように扱われたらこれまでの
人生たまったもんじゃないですよ。
人それぞれ、努力も我慢も踏まえてケアを
考えてください。人は皆違うのです。