新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

同じように


「おなじように」

買い物を施設で出来るようにしたら?と言うと

お金をもってない、買えない人がかわいそう

だから止めときましょう。

パンを作って持ち帰り出来るようにしたら?

と言うと

持ち帰りして食べずに腐ったら大変だから

止めときましょう。

お金を少し持ってきて良いようにしたら?

と言うと

何かあったら大変。失くしたら大変。だから

止めときましょう。

これらを言ってる現場スタッフの共通言語は

「同じように」「公平に」「みんなに」

と呪文のように唱えてますね。

買い物を1か月に2回しかしない生活をあなたは

やってますか?コンビニとかに寄り道しないの

ですか?自販機で喉が乾いたら飲み物を買う

のでは?

パンを作って持ち帰りさせたら腐らせるから?

そうならないように家族や支援者、事業所と

連携してルール作れませんかね?

話し合いがめんどくさいからしないのでは?

お金、財布を持参したらダメ?と言いますが

介護保険制度にそんな決まりないですよ。

だいたい財布も持たされないままで外に

連れていかれて落ち着くはずないですよ。

もしあなたが知らない場所に財布ももたず、

携帯もなく、連れていかれて、後はご自由に

と言われて楽しく過ごせますか?

きっとそれどころじゃないでしょうに、、

◯◯さんは買い物出来ないから目の前で買った

ものを食べるのはかわいそうだからみんな

我慢しましょう! なんて平気で公平にと

言いながらいうスタッフがいますが、

もしあなたの友達が旅行にいくお金がない

から私も他もいくのを我慢しましょう!

なんて事になりますか?ならないでしょ?

もっとリアルに言えば目の前にいるからと

言って知り合いや友達だとは限らないでしょ。

あかの他人の都合でスタッフが勝手に公平と

言いかざして関係ない利用者まで巻き込まれる

その状況が異常だと理解して下さい。

まして一部の人なんて法人の方針を理解して、

組織としてしなきゃならないことすら、

批判ばかりで同じように出来てないわけです。

利用者さんには文句すら言わさずに止める。

自分たちは文句ばかりでやらない聞かない。

ちょっとは真摯に状況を考えて利用者さんと

おなじようにしてほしいものです。

これまで生きて来られたその過程は皆さん

違います。貧富の差もあります。

それまでのそれぞれの努力や怠慢などを見ずに

「おなじように」と言わないでほしいですね。

そんな形で同じように扱われたらこれまでの

人生たまったもんじゃないですよ。

人それぞれ、努力も我慢も踏まえてケアを

考えてください。人は皆違うのです。

イメージ.png


About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です