新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

施設に行きたいと思うには


「施設」「デイサービス」「ショートステイ」

これを聞いて、「はぁ~い!!」って感じで

行きたいと手が上がる方・・・・・

いませんよね(笑)

まれに事情によっては、いるのかも知れませんが

現実的な話、いません。

だいたい、言葉そのものに楽しみを感じる欠片もない。

面白味もなければ、魅力も感じない。

ケアマネジャーや家族等は、そんなものを進めるわけです。

もちろん必要なんですよ。わかります。

でもね、

介護職もそうですが、何事もストレートすぎるんです。

傾聴だの尊厳だの研修でさんざん習って学んでくる割には

自分らの要件をすぐに言いますよね。バレバレなんですよね。

これってね、結構傷つくものなんですよ。

だって、施設ってデイサービスってショートステイって

「何かある人が行くところ」っていう

大きな烙印が頭の片隅に押されているんです。

で、それでもしょーないなぁと思ってくれながらデイへきてみたら、

 

ザ・デイサービス!!と言わんばかりに

塗り絵作品のオンパレード

でっかいちぎり絵が正面にバーーンッ!!!

折り紙で作った輪っかのチェーンで窓枠が飾られて

どんよりとシーンとした空間に老人らが座っている

妙に愛想よく笑って迎える職員

 

まさしく、初めて見る人にとってはかなりの確率で

異様な雰囲気であり、ミステリーそのものです

とても元気になるためにくる場所とは思えないものです

だから数時間も経てば、

「そろそろ家に帰りたいのですが・・・」

と言いたくなるのは当たり前なんです。

 

だって怖いんですから(笑)

 

そうやって考えて行く時に同じ家から出る事を比較対象として

いくのです。例えばよくありがちですが、お寿司を食べに行く事。

デイと同じ外出にも関わらず、テンションが違ったりしませんか?

お寿司屋さんにいって、何にもせずに座ってますか?

もちろん身体機能や認知症等によっては無理な方もいますが、

今回はそこを言ってるのではないのです。

その時の本人の様子は、お寿司屋さんに来てうれしいなら

それなりの表情、言動、行動が見えると思うのです。

介護職の人だってそれが見えるから、また来たい!!と

思うはずです。で、なければ、二度と来ないでしょう(笑)

こうやって考えるとデイサービスをどのように見せて、

感じてもらっていくのが良いのか??

分かるような気がしてきたと思います。

それくらい、雰囲気というものは大切です。

もちろん、その素敵な環境下における職員の良さが

あることは言うまでもありませんね。

 

今日の気づき:結局は人ありき!

 


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