自身も意識していないと陥るのですが、
色々な取り組みなどを後押しするときに
公平な目線で観ることが難しく感じます。
特に自分がいいなあと思うとき、
その取り組みだけでなく、
人としての感情が入りがちになる。
感情が入り始めると次々と出てくる
取り組みの良し悪しよりも
「○○さんがしていることだから」
「○○さんはさすが良くわかってる」
みたいに取り組みの前に「人」が
出るようになりがちです。
これにブレーキがかからなくなると、
している内容は置き去りになり、
「あの人がしているから」
という理由で取り組みそのものの良し悪しが
決定されるような不可解な事が起こりがちに
なります。
そして知る仲での称賛が始まり外部の事を
軽く見て本質を見極める前に受け入れる
柔軟性を忘れてしまいます。
信じる人、意を知る人はとても大切。
だけど人が人である以上間違いはあります。
その間違いに気づかせる心遣いと
その間違いをしてしまったその人を
受け入れてこそ本物であり、
その間違いを正すことなく、曲がった
受け入れをしたときに、
大海に挑むチャレンジャ-から
いけすを泳ぐ魚のように一時の安心から
衰退の道を辿っていくのです。
何事にも適度な距離感は必要です。
放浪後の一言:安心と油断は紙一重