新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

誰のために


お昼ごはんが始まる前にと、
口腔体操が開始される。

音楽にのせて…
職員に続いて…

そのやり方は様々ですが、
あちこちの現場を見ていてほぼ、
共通する事があります。

スタートしてまもなくしたら、
それは見えてきます。

口腔体操をしている人としてない人

と言うよりは、音楽や声に合わせて
出来る人。
それに合わせても出来ない人。

口腔体操はそのまま進みます。

そして、「お疲れ様でした!
では、ご飯の準備をいたします。」

となり、だいたいはそのままご飯に。

おかしな話しです。

施設としては口腔体操はしている。

しかし、肝心の体操が必要な方に
限って出来てない(出来ない)から
リスクが高いのは当たり前。

施設としてはしてるが必要な方には
出来てない可能性が高いですね。

だから考えてほしいのです。。。

そもそも何のためにするのか?

ご飯を美味しく食べるために、、、
飲み込み良くなるために、、、
詰まりなど事故が起きないために、、、

理由があると思います。

目的があるなら、したくても出来ない
方を短い時間で良いからその場にいる
職員らで行い、その後いつもどおりに
する。多少時間が短くなっても良いと
思います。

つまり、

「リスクの高い人からしっかりやり始めて
その後に口腔体操などをやればどちらにも
キチンとやったとなるでしょう」

と。

そうやってこそ事業所としてどうどうと
こんな風に言えるのだと思います。

「うちの事業所ではキチンと全員に
安心して美味しく食事をして頂ける
口腔体操をその方に合わせてして
います!」と。

お互いに安心するためにも考えて
ほしいと思います。

放浪後の一言:ちゃんとやってこそ「終わりました」ですね


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