新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

現場が変われない(その1)


そもそも今している事に疑問がない=ちゃっとやっている

この定義が存在しているところに、
あーしなさい、こーしなさい!と言ったところで聞くわけがない。

だから、これが違うんだよ、理由はこうだよ~!って言えば
聞くのか?というとこれもまた確実ではない。

デイサービスの場合。。。
利用者が徐々に減っていき、当初は30人いた利用者が
20人になった。当然収入が減っているのだけど、職員の
給与は減るわけではない。利用者の増減で影響がないのだし、

だいたい、利用者が少ない⇒仕事が減る⇒楽で同じ給与

となるのであれば、利用者を増やさないといけない、改善をして
頑張らないといけないという言葉ほど耳障りなはずだと思う。

また、今の仕事のやり方で時給800円がもらえていて、
適度な忙しさがあるけど生活に問題がないとしたら・・・

やり慣れた事を変えて時給が変わるわけではないのに、
考えてするほど面倒な事はない。だから変わらない。
ただし、
仕事量が減る、楽になるという光が見いだせるとちょっと違う。

そんなところから変えていかないといけないのが現場だと思うのです。
どんなに手法や考え方だけをお伝えしたり、研修をしたりしても、
現場が忙しいという方の原因を解決しないと
必ず同じことの繰り返しとなるのですね。

そう考えると、
良いことをお伝えできたとしても、それを実施に移すための
リーダーの伝達力と理解力が問われるわけです。

「〇〇さんに言われたからやらなきゃね~これお願いね!」

なんていう管理者クラスでは到底、部下の職員らからしたら

「そもそも何でそれやるの?ただでさえ忙しいのに・・・」

となるわけで、当然浸透するはずもなく時間が無駄に流れる。
こう考えていくと、人が大事!という答えにたどり着くのだと
思います。
こういった状況をどのように変えていくのか・・・
続きは、その2、でお伝えしていきたいと思います(予定)

放浪後の一言:素直さがないと何をやってもダメになる


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