新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017
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ランナーズハイとカンシャーズハイ


感謝するとβエンドロフィンがでて、幸福感が増しカンシャーズハイになるという話です。

サンクス道に取り組み、感謝の心構えが身につき始めると、日常生活の中に今まで気付かなかった沢山の感謝の種を見つけられるようになります。それらの感謝の対象は何か特別なことではなく、日常の中にあるささいなことや今まで当たり前のように認識していたことです。

その状態になると「こんなに感謝できることがあったのか。有り難いなあ。自分は幸せなんだなあ」という幸せを感じる感情がしみじみと湧き上がってきます。特に女性に多いように感じるのですが、客観的にみても表情が穏やかになったり笑顔が増えたりして、心に余裕がでて前向きなコミュニケーションも増えていきます。別人のように明るく笑顔になる人もいます。

サンクス道では、この状態になることをカンシャーズハイと言います。

あれです。ランナーズハイと同じ。

ランナーズハイは、マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる現象ですよね(苦しさが消え、陶酔感、爽快感、高揚感が湧き上がる)

サンクス道もあるんです。ハイになるときが。

そしてランナーズハイとカンシャーズハイにはある共通点があります。

それは、どちらの場合も脳の神経伝達物質「βエンドロフィン」が分泌されているんです。βエンドロフィンは別名脳内モルヒネとも言われ、鎮痛作用はモルヒネの6倍あると言われています。しかもモルヒネのような副作用はないので、じゃんじゃん分泌したほうがよいのですが、人は感謝している時に多くのβエンドロフィンを分泌しているという本があるくらい、感謝することはβエンドロフィンの分泌に非常によいとされています。ちなみに感謝されている時もでるそうです。なのでサンクスカードのやり取りはとてもいいですね、βエンドロフィンの分泌に。

βエンドロフィンは幸福感、ストレスの解消、リラックス効果、免疫力アップ、アンチエイジング、肌がきれいになる、などなど・・・いろいろあるホルモンの中でも究極の快楽物質と呼ばれるくらい効果は絶大らしいです!

「世の中で一番美しい人というのは、感謝して生きている人間だ」 「人間の脳は人を信じ感謝すると自分を信じられるように出来ている。周囲への感謝の気持ちを持つことによって自分を信じ脳の潜在能力を引き出せる」 西田文郎

感謝の心を極めることができれば、βエンドロフィンの分泌とともに、きっと、見た目も中身も美しくなり、自分を信じ、自分らしく生きていけるようになるのではないでしょうか。

ささいなことでも「有り難いなあ」・・・そう思えるようになるだけで、今までに味わったことのない幸福感を体感できるかもしれません。

介護老人保健施設サンクス米山
サンクス道 師範
作業療法士 小山智彦

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