サンクスカードには心が宿るという話です。
先日、おばあちゃんが入所している施設に面会に行った時の話です。私の子どもも一緒に連れていったのですが、ユニットに入るとすぐに介護士さんが笑顔で迎えてくれました。その後、居室でおばあちゃんと面会していると、介護士さんが「ありがとうございます。ごゆっくりどうぞ」と言いながら、お茶と子ども用にジュースを持ってきてくれました。感動しましたね・・。その介護士さんの笑顔と対応の温かさ、そして面会にきた私達に「ありがとうございます」と感謝の言葉をくださる姿勢、すばらしかったです・・・。
そのあと、コンビニに行きました。普通に買い物をして、レジで精算したあと、若い男の店員さんが「ありがとうございました」と言ったのですが・・・その時の心のこもっていない言い方と、なんともやる気のない表情が、先ほどの介護士さんとはまったく逆の印象でした。
このように、同じありがとうでも、言い方とか、表情とか、タイミングなど様々な要素が影響することで、受ける印象が随分変わるようです。
では、サンクスカードはどうでしょう?
サンクスカードを書くときは、相手のことしか考えません。一呼吸おきながら、ペンを持ち、時間をかけ、相手のことだけを思いながら、その人だけに向けた文を考えます。そして、すべて手書きで書きます。
したがって、もらった人は、自分のことを気にかけてくれた、自分のことを思って書いてくれた、手書きで時間をさいて書いてくれた、ということも伝わりますので、とても嬉しくなります。感謝の言葉もグッと伝わります。たまに嬉しくて泣いたり、飛び跳ねる職員もいるくらいです(笑)
コンビニ店員の心ないありがとうとは違いますね・・。サンクスカードに心を込めた分、相手にもそれが伝わるようです。
話は変わりますが、月9ドラマ「好きな人がいること」の最終話で、サンクスカードがパクられていました↓
美咲というヒロインが、なかなか素直になれない意中の男性(夏向)に送ったサンクスカードです。美咲は海外にいってしまう予定だったのに、夏向はそっけない態度でずっと無口・・・不器用な男です。でしたが、サンクスカードをみた瞬間、今までの美咲との思い出が走馬灯のように思い出され、海外へと向かう美咲に会うため空港へとマッハで追いかけ・・・、ギリギリ間に合い、結ばれちゃうという結末でした・・!!
というわけで、サンクスカードのすごさが月9でも証明されたわけです(笑)
サンクスカードには心が宿る
やる気のない無表情なありがとうを言うくらいなら、サンクスカードを一枚書いた方がいいようですね・・・