「利用するとされること」
この業界に関係なく駆け引きは存在して
それに右往左往することもあります。
実際に駆け出しだった頃、
そこそこ知られて来た頃、
まあまあ知られるようになった頃、
みたいに段階を振り返ると様々な人間模様があります。
現場で色々実践しながら一喜一憂している。
他所に見学に行ったりちょっと話したりするようになってきた。
他所の現場を見てお伝えしていけるようになる。
一緒に考えて構築する~考えていける人を育成する。
プロセスには違いはあれど順に進んでいくものだと思います。
そこには実績、考え方、視点などが加わり
人と出会い刺激を受けてまた変化していくのです。
かくいう私は途中で至らない事も多く、
損失した事もありますし順風満帆なんて
言葉には縁がありません。
それも自身の責任な訳です。
昔、ある方と話をしていて
「人を助ける時には損得は考えないけど、
自分が納得できるか出来ないか?だよ」
のニュアンスを聞かせてもらいました。
当時は私が正に助けてもらっていたわけです。
それから状態がマシになり今の自分で出来る
納得出来ることならその時のお話の事を実施
するようにしてきました。
まだまだ及ばずですが(笑)
ただこんな思いで手を差しのべても相手には通じない時もあります。
いわゆる、程よく利用された、というもの。
しかし別にその方々に何かをしようとかは
思いません。見抜けない私が至らないだけなのです。
よい関係の中でお互いに持ちあうものを
利用する事はお互いにプラスになることが多いです。
最初から見返りなどを求めるくらいなら
余計なお世話は焼かない方が良い。
だから納得が必要。
しかしたまたま話をしているなかで
思い出すと私も未熟な人間だから愚痴る
事もあるわけです(笑)
もっとお互いに大切にする人の気持ちを
持ち合えたら良いのになあとぼんやりと考えてしまいます。