新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

忙しいのかやりたくないのか


「忙しいのかやりたくないのか」

特養などの現場に入ると最近よく
言われることに

「今月は◯◯で忙しく人が足りなかった」
というフレーズです。

課題に対してまず実施に何分かかるのか?

それすら分からない、もしくは考えてもない
その状態から出来ない理由を言う。

私は今まで介護に関係なく一分一秒を止まる
ことなく仕事をされる業務をあまり見た事が
なく自身も現場をしていましたが何かをする
ための時間はスタッフと話をして作り出して
いたものでしたから腑に落ちないのです。

たかだか一分程度の時間すら当事者に対して
かかわる時間が取れないなんて事があるなら
その働き方を見てみたいものです。
さぞかし身体が疲れきり動くことも大変な
くらいに疲弊するはずですから。

そんな現場に限ってキッチンやステーション
辺りでしゃべっていたりモノの片付けを
ひたすらしていたり。
食膳カートが来るまで準備が早くに終わると
5分くらい喋る時間があるのですが当事者の
方にはいかない。
そんな現状を1日の業務の断片的な時間ですら
見るわけですからずっと見ていたらまだまだ
あるんだろうなあと。

また忙しいからという割にはテキパキと動く
事はまず無いのです。

忙しそうにしたら当事者が落ち着かないから。

そりゃそうです。当たり前です。

テキパキとバタバタは違うのです。
落ち着かないからとダラダラ動くのも
おかしいわけです。都合よく当事者に合わす
なんて事を言わないでほしいですね。

忙しかろうが何だろうが一番最悪なのは、
何かもっともらしい言い訳を考えて結果
何にもしない事。

また俺はこんなに頑張っている!と周りが
言ってます。みたいなくだらない承認欲求を
満たすための武勇伝をあらわにすること。

人がいないならどうしたら来るのか?を
事務方等に丸投げせずに現場は現場で考える
べきです。それこそ自分事として考えて実施
したらよいのです。
他力本願で夢は滅多に叶いません。
忙しい、人が足りないから見直しをして
改善する以外には解決はありません。

人が足りない、忙しいと10000回唱えたら
1回だけ面接希望の電話が鳴る!みたいな
ものがあるなら皆で言ってればいいのですが
当然そんなことあるわけないですよね。

だから腐って人の文句ばかり言ってるなら
考えて動いたらと思います。

人は考えなくなったら大変な事になります。


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