新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

グリーフサポートを学んで感じた気持ち♡

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看護師になった大きなきっかけは

祖母の死に目に会えなかったことでした💧

 

 

 

大切な家族の「死」をその時が来るまで

喪失体験がこれほどに心の中に大きな空洞を作り

悲しみの感情と後悔が次々にやってくるとは思いませんでした。

 

1年前に大手術もしていて

余命宣告も受けていたのに・・・

それでもどこかで実感が湧かなかったというか

確実に近づいていた「死」を前に

何が出来るのか?

当時の私を思い出すと自分事で精一杯で

孫の顔を見せてあげられたことくらいしか

出来なかったなぁ~。゚(゚´Д`゚)゚。と・・

 

おそらく両親や父の兄弟間では十分話し合い

出来ることを精一杯やっていたんだと

当時の様子が思い出されます。

 

当時 県外に住んでいた私が祖母のために

特別何かをしたという記憶は何も無くて、

あるのは祖母が亡くなって後から日増しに

大きくなっていった自責の念と喪失感でした💧

 

精神医学者 シグムンド・フロイト

『心理的距離の近い人であればあるほど、

その人の死は激しい悲嘆をもたらす』と言っています。

 

ご家族、ご遺族が病むたったひとつの理由

それは、

【感情に蓋をすることです。】

 

 

グリーフとは?

 

死別によって引き起こされる

様々な想い、感情、思考が

『閉じ込められた状態』のことを言います。

 

そんなご遺族と信頼関係を築き

抱え込んでいた感情や思い考えを

自分らしく表現出来るように寄り添い

周囲の人があたたかく支え、受け止めて

揺れ動く様々な感情を共有することを

グリーフサポートと言います。

 

グリーフは病気ではありません!

大切な人を亡くした人が経験する

自然な反応なのです。

 

 

グリーフによって影響を受ける5つのエリア

身体的

認知的

感情的

社会的

精神的

 

これらの5つのエリアから【サイン】を見つけ

ご遺族が安心して安全にグリーフワークできるように

手助けすることが私達医療従事者にも求められることです。

 

 

『死が現実であること認めること』

 

ここが一番難しいのです!

 

 

様々な職業の方々がこのニーズを満たすための

手助けをしてくれています。

 

医療従事者

葬祭業

お坊さん

心理カウンセラー

司法・行政書士

 

現実を受け止めるために私が出来たことは・・

 

看護師になって

祖母にしてあげられなかった

「死」を看取ること。。。

息を引き取るその瞬間まで。。。

ご家族に最善の状態でお別れが出来るように

ご家族の元へ元気な頃により近い状態で帰って頂けるように。。。

 

大勢の方々を看取り、お見送りしてきました。。。

 

いつしか、私の中で新たな葛藤が湧き上がってきたのでした。

 

それは、【今を生きてほしい】ということ!!!

カッコイイ言い方をしてみれば、

命の炎が燃え尽きるその習慣まで

人生を楽しみ味わい尽くして

生きて頂きたい。

そのお手伝いがしたいと思うようになり

少しづつ気持ちが変化してきたのです。

 

 

ある意味、私自身 人生の前半を

ちゃんと生きてこなかったから。。。

人生の折り返しをとっくに過ぎているからこそ

一日、一日が愛おしくて、有り難く勿体なくて♡♡♡

職場の中で、お客様に対しても職員に対しても

ご縁あって一緒に過ごせる時間を大切にしていきたいと

2021年上半期の締めくくりに感じた気持ちを

記しておきたいと思ってブログを書きました。

 

 

今日も一日生きられたことに感謝です。

出会ってくださった皆様に感謝です。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。(^人^)

 

 

 

・・*:.。..。.:*・゚ (〃^▽^〃)o゚・*:.。..。.:*・゚゚

HPをご覧くださいませ。\(*^0^*)/

必要な方へ繋がり届きますように♥

あなたの周りのどなたか必要な方へ

繋いで頂けましたら幸いです♥

 

新潟メンタルセラピスト♥幸せ探究家  時田幸子

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