新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第34回介護福祉士国家試験②


こんにちは(*^-^*)

新潟も昨年ほどではないですが、雪の降る日が続きますね!春が待ち遠しいです!

 

 

 

 

 

 

では問題です!

【問題2】

Aさん(80歳、女性、要介護1)は、筋力や理解力の低下がみられ、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。訪問介護員(ホームヘルパー)がいない時間帯は、同居している長男(53歳、無職)に頼って生活している。長男はAさんの年金で生計を立てていて、ほとんど外出しないで家にいる。

 ある時、Aさんは訪問介護員(ホームヘルパー)に、「長男は暴力がひどくてね。この間も殴られて、とても怖かった。長男には言わないでね。あとで何をされるかわからないから」と話した。訪問介護員(ホームヘルパー)は、Aさんのからだに複数のあざがあることを確認した。

 訪問介護員(ホームヘルパー)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 長男の虐待を疑い、上司に報告し、市町村に通報する。

2 長男の仕事が見つかるようにハローワークを紹介する。

3 Aさんの気持ちを大切にして何もしない。

4 すぐに長男を別室に呼び、事実を確認する。

5 長男の暴力に気づいたかを近所の人に確認する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虐待の短文事例の場合は、基本的には虐待のおそれでの「相談は地域包括支援センター」、虐待を発見したら「通報は市町村」になります!この場合、Aさんのからだにあざがあるので虐待を発見したケースになります!では解説していきます!

1:〇

虐待の発見は市町村に通報です!警察ではないので注意しましょう!

2:×

Aさんのからだのあざのことと長男の仕事を見つけることは関係性が薄いです!まずはAさんのへ虐待の対応を考えます!

3:×

あざがあり、虐待のある場合に何もしないと取り返しのつかないことになります!

4:×

すぐに」はNGワードです!事実を確認するのは市町村や地域包括支援センター、警察になります!

5:×

プライバシー保護や個人情報保護の観点から×です!他者からの聞き取りなどは訪問介護員の役割ではないです!


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