新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第31回介護福祉士国家試験㉓


こんにちは(*^-^*)

学生も夏休みに入りましたが、介護福祉科の2年生は学校に来て勉強を頑張っています!3年連続合格率100%に向けて頑張ってほしいですね!

 

 

 

 

【問題23】

介護福祉職の職務上の倫理に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 おむつ交換をスムーズに行うために、利用者の居室(個室)のドアを開けておいた。

2 訪問介護(ホームヘルプサービス)中に携帯電話が鳴ったので、電話で話しながら介護した。

3 ベッドから転落した利用者が「大丈夫」と言ったので、そのままベッドに寝かせた。

4 利用者から、入院している他の利用者の病状を聞かれたが話さなかった。

5 利用者が車いすから立ち上がらないように、腰ベルトをつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本介護福祉士会倫理綱領を確認してみましょう!

1 利用者本位、自立支援

介護福祉士はすべての人々の基本的人権を擁護し、一人ひとりの住民が心豊かな暮らしと老後が送れるよう利用者本位の立場から自己決定を最大限尊重し、自立に向けた介護福祉サービスを提供していきます。

2 専門的サービスの提供 

介護福祉士は、常に専門的知識・技術の研鑚に励むとともに、豊かな感性と的確な判断力を培い、深い洞察力をもって専門的サービスの提供に努めます。また、介護福祉士は、介護福祉サービスの質的向上に努め、自己の実施した介護福祉サービスについては、常に専門職として の責任を負います。

3 プライバシーの保護 

介護福祉士は、プライバシーを保護するため、職務上知り得た個人の情報を守ります。

4 総合的サービスの提供と積極的な連携、協力

介護福祉士は、利用者に最適なサービスを総合的に提供していくため、福祉、医療、保健その他関連する業務に従事する者と積極的な連携を図り、協力して行動します。

5 利用者ニーズの代弁

介護福祉士は、暮らしを支える視点から利用者の真のニーズを受けとめ、それを代弁していくことも重要な役割であると確認したうえで、考え、行動します。

6 地域福祉の推進

介護福祉士は、地域において生じる介護問題を解決していくために、専門職として常に積極的な 態度で住民と接し、介護問題に対する深い理解が得られるよう努めるとともに、その介護力の強化に協力していきます。

7 後継者の育成

介護福祉士は、すべての人々が将来にわたり安心して質の高い介護を受ける権利を享受で きるよう、介護福祉士に関する教育水準の向上と後継者の育成に力を注ぎます。

 

では解説していきましょう!

 1:×

ドアを開けておくのはプライバシーや尊厳を守れていないですね!

 

2:×

「常にそのものの立場に立って」という誠実義務に反しています!

3:×

介護福祉職の判断で行う対応はNG行為です!医療関係者に連絡することが必要です!

 

4:〇

秘密保持義務をきちんと守れています!

 

5:×

身体拘束に該当し禁止になります!


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