新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第30回介護福祉士国家試験29


こんにちは(*^_^*)

では次の問題です!

 

【第30回 問題29】

Kさん(75歳、女性)は、脳梗塞を発症して、1か月間入院した後、介護老人保健施設に入所した。Kさんは重度の運動性失語症のため、自分から話すことはなかった。入所して2か月ほど過ぎた頃、Kさんは、少しずつ言葉が話せるようになった。ある日の午後2時頃、介護福祉職に向かって「お茶、いや、違う、お、お、違う、ええと」と話し始めたが、伝えたい言葉が見つからないようで、もどかしそうであった。この時のKさんへの介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 「何を言いたいのでしょうか」

2 「もう1回繰り返してください」

3 「おやつの時間まで待ってください」

4 「何か飲みたいですね。お水ですか?」

5 「言葉が出てきてよかったですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動性失語症は「理解面」よりも「表出面」に低下の見られる失語です!コミュニケーション手段は閉じられた質問、絵カード等を活用します!では解説していきます!

 

 

1:×

言葉が出てきづらいKさんに「開かれた質問」は有効ではないですね!

 

2:×

繰り返してもらっても言葉の出てきづらさは変わらないです!

 

3:×

勝手な解釈をして返しているのは本人の意思が確認できていないため違います!

 

4:〇

「閉じられた質問」は運動性失語の方にとって有効です!

 

5:×

Kさんの言いたいことを考えることが大切なのでここではタイミング的に不適切になります!


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