新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第30回介護福祉士国家試験24


こんにちは(*^_^*)

こういう高齢の消費者の問題も今後これから出題頻度が増えていきそうですね!では問題です!

 

【第30回 問題24】

1人暮らしの認知症高齢者のJさんが、一昨日、訪問販売で高価な寝具を購入して、家族が困惑している。この家族への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 Jさんが他社と関わらないように助言する。

2 国民生活センターで、契約を解除してもらうように伝える。

3 施設入所を勧めて、消費者被害を繰り返さないようにする。

4 クーリング・オフ制度を利用して、契約を解除できることを伝える。

5 自己破産制度を活用して、自己破産を勧める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クーリング・オフ制度は文字通り、気持ちをクールダウンさせて取引内容をよく考え直す意味です!「クーリング・オフ」は、消費者が訪問販売などの不意打ち的な取引で契約したり、マルチ商法などの複雑でリスクが高い取引で契約したりした場合に、一定期間であれば無条件で、一方的に契約を解除できる制度です!

 

1:×

Jさんの自己決定など権利擁護の観点からこの助言は×です!

 

2:×

クーリング・オフは原則、本人が行うため、国民生活センターに丸投げすることはないです(相談はできます)!

 

3:×

「施設に入所を勧める」はNGです!そもそもJさんの希望ではありません!

 

4:〇

訪問販売の場合は期間は8日間です!

 

5:×

自己破産は当然安易に勧めるものではないですし、そもそも話が飛びすぎています!


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