モニタリング等の事務作業が多く、残業が減らないと多くの施設で問題になっています。
今回は介護計画書から実施状況報告作成までの業務効率の改善を図ります。
<現状>
サービス計画実施状況報告を毎月作成しています。報告書は各施設にて様々な工夫がなされていますが多くの時間がかかります。そして報告書の作成は月末のサービス提供が終わった後の残業時間に行われています。
また、介護計画書とサービス計画実施状況報告は共通する項目が多いにもかかわらず、別々に作成されている施設が多いのが現状です。
<改善案>
・介護記録(タブレット入力)、介護計画書とサービス計画実施状況報告及び連絡帳の介護記録連動システムの導入。
! 連絡帳は効率的に記録と連動するため、場合により様式の変更をお勧めします。
<結果>
・毎月のサービス計画実施状況報告の作成時間を大幅に削減できます。
・その他各種転記作業が大幅に減少します。
・情報の共有及び活用が容易にできます。
・介護計画を意識した介護によりサービスの質が向上します。
◎導入後の処理の流れ(介護計画書・介護記録・連絡帳・実施状況報告)
〇介護計画書を作成
・前回の介護計画書を基に作成します。
・システム化により管理が楽になります。
[毎日]
〇タブレット及びパソコンにて介護記録を入力
・介護計画書の短期目標を表示し対応を入力します
〇連絡帳を出力
・血圧、脈拍、体温、食事、入浴、排便は記録と連動します。
!行事やレクなど記録した項目や写真や昼食の献立等を入れて施設からの連絡欄を小さくし文字入力を減らすことがポイントです。
[月末]
〇サービス計画実施状況報告を作成
・短期目標は介護計画書と連動します。
・認定有効期間は被保険者証より転記されます。
・理由や状況、新しいニーズや気づいた点は、介護記録を参考に入力できます。
例)介護計画:定期的に入浴することで身体の清潔を保つ
毎日の介護記録が電子化され一人に対するモニタリング作成時間の減少。業務効率化の効果が期待できます。
※介護計画書やサービス計画実施状況報告は、施設の特徴に合わせている場合も多くあります。現在お使いのものを基に介護記録と連動し効率化できるようにシステム化しましょう。
ご興味がある方は、片桐までお問合せ下さい。
株式会社トラステック ウェルフェア事業部
http://www.trustec.ne.jp/welfare/