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AIカメラによる見守り

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現在AIカメラについていろいろと検証をしています。

入所者の見守りについては数年前に相談をされており研究をしておりました。
その時の結論では、RFIDタグを使用したものを提案していました。
当時ももちろんAIカメラはあったのですが、顔認証の精度やセキュリティを考えるとなかなか提案できませんでした。
しかし、カメラのAI機能が劇的に向上していること、セキュリティに関しても機器の強化と考え方にも少し変化があり導入が現実的になってきました。

現在検証しているAIの機能は3つです。
・顔認証
・行動検知
・境界保護

顔認証:カメラの種類や用途により違いはありますが、とても精度が上がっています。但しカメラから顔を背けてしまえば認識できません。しかし、利用者に何か(RFIDタグ等)を持たせるよりもより安全・正確だと思われます。

行動検知:転倒検知・接近検知・暴力検知・人数検知・滞留検知などがあります。介護施設ではこの中で、転倒検知や暴力検知が有効とでしょう。

境界検知:設定したラインを超えるとアラートが鳴ります。通常は人が通らないような場所に設置することで効果があります。人体検出精度は95%ですので人以外にはほぼ反応しません。

まだAIカメラも完全ではありませんが、運用できるレベルにはなったと思います。介護に携わる方々と話をすると皆さんいずれはカメラがより重要になっていくと感じているようです。今後はAIカメラ導入により職員の働き方が劇的に変わる可能性が高いのではと思います。

これからのトラステックでの取り組みは、AIカメラと介護記録の連動です。
行動を文字で残すことにより他の介護記録と同時に時系列で確認ができます。安心・完全な介護に繋がると確信しています。

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株式会社トラステック ウェルフェア事業部
https://www.trustec.ne.jp/welfare/

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