遅刻しそうなときパンを咥えて走っていたら、
イケメンにぶつかったことってありますか?
ヒールがぽきんと折れたとき、
紳士が手を差し伸べてくれたことってありますか?
バージンロードを歩いていたら、本当に好きだった人が
「ちょっと待った!」って迎えに来たことありますか?
街でモンスターが暴れて、誘拐されそうになったとき
○○レンジャーが助けに来てくれたことありますか?
海でいじめられていたところ、
浦島太郎が助けに来たことありますか?
おばあさんにリンゴ食べさせられて眠っているところ、
白馬に乗った王子様が現れたことありますか?
ありませんよね。
むしろありえないケースかと思います。
「自分が困っているときに誰かが助けに来てくれる」
もしもそんな奇跡が目の前で起きたら、
2人の距離は急接近しちゃうんでしょうね。
そんな、ヒーローみたいな人って現実世界にはなかなか存在しないけど
介護にはそれに似た場面が多々あるんだろうなぁと思う今日この頃w
相手が困っているときにさりげなく手を差し伸べる、そんな介護。
認知症の方に対して
ストレスが蓄積される一歩手前で
BPSDが強く出る一歩手前で
颯爽と現れるのがケアレンジャーってところでしょうか?(笑)
トイレの場所が分からなくて迷っているときに、トイレの場所を伝えたり、
失禁して「どうしよう…」って困っているときに、着替えを持って現れたり、
ご飯が上手に食べれないときに、傾きかけた姿勢を直してくれたり、
決してヒーローみたく目立つわけじゃないけれど、
地味な支援の繰り返しかもしれないけど、
その奥ゆかしさに介護の醍醐味があるんだと思います。
介護短歌
ストレスや
BPSD
出る前に
馳せ参ずるは
白馬の介護士w
ピンチのときに助けに来てくれるヒーローってホント立派だけど、
できればもう少し早く助けに来いよ!って思うこと結構ありませんか?
ピンチになる前に助けてやれよ的な(笑)
介護もまた、もう少し早く対応したらどうなの!?って思う場面が多々ありますよねwww
次回に続く