新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

そもそも拒否とか抵抗とかいう言葉嫌いなんですけどね


意欲が低下してしまっていたり
意思疎通が難しくなっている方に対して

無理に介助しようとすると、嫌がりますよね?
拒否られますよね?抵抗されちゃいますよね??

 

そういった方に対して

「いつものやつがでた~」

とか

「元気だね~」

とか

「これだけ力あれば大丈夫~」

とか言わないでください。

 

どんだけポジティブシンキングなんですか…。

 

言わないにしても

当事者のせいにしたり

認知症の進行のせいにしたり

機能低下のせいにしたり

しないでください。

 

どんだけ自分の介護を過信しているんですか…。

 

 

相手は

あなたがやってることを嫌がっているんです。

あなたのことを信じていないんです。

あなたの介助が強引なんです。

 

意欲低下や意思疎通の難しさの発端はもっと前の段階から。

 

そのときにあなたが自分の介護を顧みなかったからこそ

今では強引な介助が当たり前のようになっているからこそ

その人の意欲はどんどん低下していって
意思疎通が難しくなっていったんですからね。

 

そう、あなたの強引さは今に始まったことじゃないはず。

 

介護短歌

したくない
思いぶつける
意思表示
支援側には
拒否と言われる

 

そもそも、拒否とか抵抗ではなく
自分の意思を伝えてるだけじゃないですか。

 

精一杯伝えようとしてるじゃないですか。
上手に伝えられないながらも身体を使ってまで。


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