こんにちは(*^-^*)
昨日学生と一緒にkomachi介護本の取材に行かせていただきました!いろんな法人さんのお話を聞けて、学生にもいい学びになっています!出来上がりが楽しみです!
次の事例を読んで,問題29,問題30について答えなさい。
〔事 例〕
Jさん(75歳,男性)は先天性の全盲である。これまで自宅で自立した生活をしてきたが,最近.心身機能の衰えを感じて,有料老人ホームに入居した。
施設での生活にまだ慣れていないので,移動は介護福祉職に誘導してもらっている。
ある日,介護福祉職がJさんを自室まで誘導したときに,「いつも手伝ってもらってすみません。なかなか場所を覚えられなくて。私はここでやっていけるでしょうか」と話してきた。
【問題 29】
Jさんの発言への介護福祉職の共感的理解を示す対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 Jさんの発言にうなづく。
2 Jさんの発言のあと沈黙する。
3 Jさんの話の内容を短くまとめて伝える。
4 Jさんの立場に立って感情を推し測り,言葉で表現して伝える。
5 Jさんの気持ちが前向きになるように.励ましの言葉を伝える。
そのまま解説します!
1:×
Jさんは全盲のためうなづきを確認できないです!
2:×
Jさんは全盲のため沈黙すると、何が起こっているのか分からず、不安になります!
3:×
要約という技法になりますが、共感的理解を示す対応にはならないです!
4:〇
共感的理解を示すためには、相手の立場に立つことが必要です!
5:×
Jさんは不安があるので、励ます前に不安を受け止めて共感的理解を示すことが大切です!
では次の問題です!
【問題 30】
Jさんの不安な気持ちを軽くするための介護福祉職の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 いきなり声をかけると驚くので,肩へ触れてから挨拶をする。
2 誘導時の声かけは歩行の妨げになるので,最小限にする。
3 角を曲がるときには,「こちらに」と方向を伝える。
4 トイレや食堂などを,一緒に歩きながら確認する。
5 食堂の座席は,Jさんの好きなところに座るように伝える。