誤解の誤解


前々回、前回からまた続きます。

 

しつこいようですが続けますよ。

 

だって。

 

お年寄りには『甘えてくる』方もたくさんいますから。

 

俗に言う『依存』ってやつです。

 

その方に対してまで『ただ頑張らせる』
職員が増えてもらっては困りますから。

 

『あの人は甘えてるだけだから!』とか
『依存よ!依存!』とか言って、無理に
やらせる職員が出てきても恐いですから。

 

どんだけ頭が固いんですか…。
目的もなく頑張らせては拷問ですからね。

 

てか。

 

それって好き嫌いで判断してますよね。

 

かわいいおばあさんには可哀想だからと
『無理させない』で廃用性症候群へ。

 

憎たらしいおばあさんは関わりたくないもんだから
『無理に頑張らせる』ことで拷問まがいの行為に。

 

どんだけあなたがたの都合なんですか…。
これってビジョンがなさすぎですからね。

 

『頑張らせるのは可哀想よ!』の
手を出しまくりの【お節介護】。

 

『甘えてるだけだからほっといて!』の
邪魔者扱いほっときまくりの【厄介護】。

 

こういった偏った考え方だから
お年寄りは翻弄されてしまうんです。

 

『臨機応変に』って言葉を使えば
自分らの都合のいいように捉えていく。

 

そのお年寄りがどうなってほしいとか
目的やビジョンがあったもんじゃない。

 

僕が言いたいのは『頑張りたくなるような気持ち』を
引き出すアプローチが必要ってことなんですからね。

 

その為には。

 

甘えや依存があっても大いに結構だと思います。

 

つまり『無理させない』がたまにあってもOKってこと。

 

わかりますか?

 

甘えたっていいじゃないですか。

頑張る力を養うことができれば。

 

自分を認めてもらえないと思ってる人って『甘える』
ことで自分の存在価値を確かめることがあります。

 

ほら、あなたの恋人だってたまに甘えてくるでしょ。

 

そのときあなたは『依存だよ!依存!』とか
『それって問題行動だしぃ』って言いますか?

 

その恋人は『ずっと甘えていたい』わけじゃなく。

 

あなたに必要とされているかを確かめたいんですよ。
頑張るためのエネルギーを充電したいだけなんですよ。

 

『甘えさせる』と『頑張らせる』は対義語じゃない。

 

甘えられる環境があるからこそ頑張れるんです。
頑張っているからこそたまに甘えたくなるんです。

 

『甘える』ことをちゃんと受け止めて
『頑張る』気持ちに変換していける。

 

そんな介護さんになりたいですね。

 

介護短歌

目的や
ビジョンを持って
甘えさせ
頑張る力へ
変換していく

 

甘えさせ上手な職員って頑張らせ上手だったりします。

甘え上手な職員はもっと…。いや、ここまでは言いますまい(笑)


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