認知症の人良い面伸ばして


先日、地域の茶の間で中高年の女性から「子供が中学生の時に『嫌いな友達がいて、もう友達をやめたい』と相談を受けたので、私は『あなたにも沢山悪いところがあるのだから、その子の良いところを見つけて、友達のままでいなさい』とアドバイスしました」という、とても良い話を聞くことができました。この考え方は、良好な人間関係を築くために大事なことですが、認知症の人と関わる時にも大事な要素であると思います。

認知症の人には病気の影響で残念ながら、記憶力や理解力の低下などの症状がみられることがあります。そのような悪い面ばかりに注目されることは、認知症の人にとってはとても辛く悲しいことであるはずです。誰でも悪いことばかりに目を向けられては、嫌な気分になり、萎縮してしまいます。

誰でも得意なことや良いところがある一方で、苦手なことや悪いところがあります。それは認知症の人も同じではないのでしょうか。認知症の人も得意なことや出来ることがありますので、そこをもっと伸ばすような考えで関わることで、喜びや楽しさを感じることができると思います。


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One thought on “認知症の人良い面伸ばして”

  1. 認知症の方を病気の人だからと言って距離をとってしまうのではなく、良い所や出来る事を見つけて今までと同じ距離で接することが大切で、私たちに出来る第一歩なのかなと思いました。とても難しい事だとは思いますが、すごく大切な事だと考えさせられました。

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