新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

ついにブログを始めたらしい・・・


新潟第一興商の永井と申します。

初ブログとなりますが、日々の訪問先での出来事や、地域への取り組み等をマイペースにアップしていきたいと思います。

ここで、簡単ではありますが私の自己紹介を(笑)

20歳で介護業界へ。

特養で、業務をこなす事で頭がいっぱいだった思い出があります。

当時、私が夜勤中利用者様が朝方亡くなりました。看護師から「泣いている暇はないんだよ」「今あなたがやらなきゃいけない事、やりたい事があるなら今すぐ実現してあげなさい」

これは、今でも心の中に強く残っています。

そんなモヤモヤした気持ちの中

独りよがりでしたが「もっと良いケアをしたい」「利用者1人1人を大切にしたい」その思いだけで訪問介護事業所へ転職。

あの時は、若かった事もあり周りがあまり見えていなかったと思います(笑)

訪問介護事業所では、サービス提供責任者を任され20名程の登録ヘルパーさんのシフト作成、ケアマネ、他職種との担当者会議への参加、利用者さんとの契約、調査をがむしゃらに行いました。

1対1での対応は、自分の求めていた介護でしたが限られた訪問時間の中で、そのケア方法や利用者様本人、家族からの要望を受け、ヘルパーさんへきちんと伝える事、これは非常に勉強になりました。

 

とある利用者様からのクレーム。

私が、当時家事援助で食事準備をし鍋を洗い片付けました。

しかし、翌日に利用者様本人より「あなたが帰ったあといつもの所に鍋が無くて困ったわ」と。

その利用者様は、軽度の片麻痺もあり1人暮らしの為、いつものところに物が無いとダメだったのです。

このクレームを受け相手の立場、目線に立ってのケア、それを他のヘルパーさんへもきちんと伝える事の大切さを痛感しました。

 

この時、若造の私は自分だけでは何もできないと気づいた23歳の夜でした・・・(笑)

 

 

つづく

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About the author

永井伸哉

永井伸哉 長年従事した介護業界を平成28年4月に異業種へ転職。介護現場、サービス提供責任者、生活相談員、管理者を経験。 前職からのモットーは顔の見える関係作り、つらい時ほど笑顔を忘れない事。 現在は、新潟第一興商で、地域包括ケアシステムを支える為に、音楽健康指導士としてDKエルダーシステムを地域に普及、アクティブシニアの社会参加のサポートに取り組んでいる。 趣味は、車のカスタム、スノーボード、仲間と飲むこと。出会った仲間をリスペクトしている。

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