新潟第一興商の永井と申します。
初ブログとなりますが、日々の訪問先での出来事や、地域への取り組み等をマイペースにアップしていきたいと思います。
ここで、簡単ではありますが私の自己紹介を(笑)
20歳で介護業界へ。
特養で、業務をこなす事で頭がいっぱいだった思い出があります。
当時、私が夜勤中利用者様が朝方亡くなりました。看護師から「泣いている暇はないんだよ」「今あなたがやらなきゃいけない事、やりたい事があるなら今すぐ実現してあげなさい」
これは、今でも心の中に強く残っています。
そんなモヤモヤした気持ちの中
独りよがりでしたが「もっと良いケアをしたい」「利用者1人1人を大切にしたい」その思いだけで訪問介護事業所へ転職。
あの時は、若かった事もあり周りがあまり見えていなかったと思います(笑)
訪問介護事業所では、サービス提供責任者を任され20名程の登録ヘルパーさんのシフト作成、ケアマネ、他職種との担当者会議への参加、利用者さんとの契約、調査をがむしゃらに行いました。
1対1での対応は、自分の求めていた介護でしたが限られた訪問時間の中で、そのケア方法や利用者様本人、家族からの要望を受け、ヘルパーさんへきちんと伝える事、これは非常に勉強になりました。
とある利用者様からのクレーム。
私が、当時家事援助で食事準備をし鍋を洗い片付けました。
しかし、翌日に利用者様本人より「あなたが帰ったあといつもの所に鍋が無くて困ったわ」と。
その利用者様は、軽度の片麻痺もあり1人暮らしの為、いつものところに物が無いとダメだったのです。
このクレームを受け相手の立場、目線に立ってのケア、それを他のヘルパーさんへもきちんと伝える事の大切さを痛感しました。
この時、若造の私は自分だけでは何もできないと気づいた23歳の夜でした・・・(笑)
つづく