新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

保険給付の限度額はあるの?

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<本試験まであと92日>

【問題】
居宅介護サービス費等区分支給限度基準額が適用される給付として:
特定福祉用具の購入
****************
答え:誤り
****************
介護保険の保険給付は「使いたいだけどうぞ〜!」
というふうにはなっていません。
限度額が定められています。
その中でも頻出なのが「区分支給限度基準額」。
区分支給限度基準額とは、要介護、要支援の
区分ごとに
1ヶ月に保険給付できる限度額を
定めたものです。
区分支給限度基準額の範囲内で複数のサービスを
組み合わせて使うことは可能です。
また、区分支給限度基準額を超えるサービスを
利用する場合は、利用者の自己負担となります。
区分支給限度額が適用される、
されないの問題は、
区分支給限度基準額が適用されないサービスを
おさえたほうが効率的です✨
区分支給限度基準額 対象外パターン④
①オンリーワン⑴
②オリジナル限度額⑵
③ロングステイ系⑻
④ケアプラン
このパターンに当てはまるサービスが
区分支給限度基準額対象外のサービスです。
①オンリーワン
サービス内容、特性が他のサービスと
かぶらないものといえば、
「居宅療養管理指導」です。
在宅の通院が困難な利用者に、医師などの
専門職が訪問して療養の管理の
指導を行うものですね。
このサービスに代わるサービスはありませんので、
使いたいときに使えるよう
限度額の中には入れないということです。
②オリジナル限度額
すでに限度額が定められている
サービスが2つあります。
「福祉用具購入費」と「住宅改修費」です。
福祉用具購入費は年10万円、
住宅改修費は1住宅あたり20万円と
決まっています。
③ロングステイ系
入所、入居されている方は、その施設で
必要なサービスはすべて提供されています。
サービスを組み合わせて使う必要がないですね。
なので、限度額は定められていません。
これに当てはまるサービスは、
・介護保険施設④
・特定施設入居者生活介護
・認知症対応型居宅介護
・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
・地域密着型特定施設入居者生活介護
です。
④ケアプラン
そもそも、ケアマネジメントをやっている
居宅介護支援、介護予防支援は、
自己負担はありませんので、
1ヶ月の保険給付の限度額には
入らないということです。
この対象外パターン4つを押さえておけば、
サービス名が問われたとしても
当てはめて考え、導き出すことができます。
問題にある「特定福祉用具の購入」は
対象外パターンの
②オリジナル限度額があるものに含まれますので、
この問題は誤りになります。
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Aさんが点数を取れなかった理由

60120分の模擬試験を受けたAさん。

いつも過去問を解けば8割以上は得点している人です。

調子がいいときは50点も取れていました。

いろいろランダムに質問してもほぼ答えられます。

しかし。

この模擬試験は得点が7割に届きませんでした。

本試験なら不合格の点数にとどまりました。

「なんで?こんなはずじゃない!!」

今まで積み上げてきた自信が音を立てて崩れ去り、

A さんはその現実を受け入れるのに数日かかったそうです。

このAさんからテスト中のことを聴いて、わかった事があります。

一つは、120分集中して問題を解くことを今までに数回しかしてこなかったこと。

そして、いざテストが始まると10分くらい経過した頃から

極度の緊張感と恐怖に潰されそうになり、集中できなくなってしまったそうです。

さらに、その不安から解答の根拠が分かっていても迷ってしまって、どれも正解に見えてしまったり、

考えれば考えるほど解答を絞りきれなくて、やっと選んだ解答が不正解

そんなもったいない問題が10問はありました。

置かれる状態、環境、状況が変わると

思っている以上に自分のコントロールができなくなる。

これはAさんに限った話ではありません。

選ぶ数を間違えないように、

読み間違いしないように、

今年、絶対に合格したい!

と思って頑張っている人ほど

プレッシャーや緊張感は大きくなりますし、

失敗したくない気持ちが大きいので

それに比例して

「点数取れなかったらどうしよう

恐怖感も襲ってきます。

このような状態で、実力を最大限に発揮できますか?

不安、緊張、心配、恐怖

これらは感じないようにしようと思っても

ほぼ不可能です。

この解決方法はたった一つ。

「そのような状況に追い込まれた自分」を

体験しておくことです。

不安、緊張、心配、恐怖を極度に感じたとき、

自分はどうなるのかを事前に知っていれば

焦りません。

知っていることはダメージを最小限にできます。

実力は、平常心で最大限に発揮できます。

平常心に保つには、

「体験しておくこと」

これが一番の解決方法です。

せっかくたくさん暗記しても

寝る時間を削って問題解いても

見たい番組をガマンして勉強しても

本番で発揮できなければ意味がありません。

そこで、ラスト50日となる8月に

「模擬試験」を準備しました。

この時期なら、

不安、緊張、心配、恐怖を極度に感じたとしても、

対処方法を考える時間がありますし、

自信を持って解答できなかった課題が

ハッキリしますから、その修正もできます。

そして、この模擬試験にはグループに分かれて実施する解説会が付きます。

グループで行いますので、きめ細かい対応も可能です。

なにより、試験後にすぐに確認できるのも効果が高いです。

なぜなら、試験中にそうとう感情を揺さぶられますから、その後に丁寧に問題を見直すと印象に残りやすいからです。

「鉄は熱いうちに打て」

これを実践していきます。

過去の受講者さんの結果を見て、総じて言えることは、

最終の確認は、慎重すぎるくらいが丁度いいということです。

今までの努力を無駄にしないために、自己点検をして備えてください。

詳しくはこちら

↓   ↓   ↓

https://eventlink.jp/ent/6lpyfat3

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