新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第24回本試験解説 問題56

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【問題 】

介護保険における認知症対応型通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1  生活相談員が認知症対応型通所介護計画を作成する。

2  栄養改善サービスを提供することができる。

3  若年性認知症の者は、要介護であっても対象とならない。

4  認知症対応型共同生活介護事業所の居間や食堂を活用して行うのは、併設型指定認知症
対応型通所介護である。

5  認知症対応型通所介護計画に位置付けられ、効果的な機能訓練等のサービスが提供でき
る場合は、事業所の屋外でサービスを提供することができる。

 

 

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答え:2,5

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1 誤り。

認知症対応型通所介護計画を

作成するのは管理者です。

2 正しい。

認知症対応型通所介護では、

利用者の状況に応じて、

①入浴、食事、排泄などの介護

②生活等に関する相談および助言・健康状態の確認

③機能訓練指導員による個別機能訓練

④栄養改善サービス・口腔機能向上サービス

等のサービスを提供します。

必要であれば栄養改善サービスも

提供しますのでこの設問は○となります。

ちなみに、要件を満たして

栄養改善サービスを提供すれば

加算を算定することも可能です。

3 誤り。

認知症対応型通所介護の利用者は、

脳血管疾患やアルツハイマー型

認知症等によって

記憶機能や認知機能が低下した

状態にある認知症の要介護者が

対象とされています。

要介護認定を受けた若年性認知症の

方も当然対象ですね。

4 誤り。

認知症対応型通所介護には、

「単独型」「併設型」「共用型」の

3つの類型があります。

特養や老健、病院・診療所等の

施設に併設して行うのが「併設型」、

併設せず単独で行うのが「単独型」、

認知症対応型共同生活介護事業所の

居間や食堂を活用して行うのが「共用型」です。

設問は「併設型」ではなく

「共用型」の説明をしていますね。

ちなみに、共用型の1日の定員は

ユニットにつき3人までとなっています。

5 正しい。

サービスの提供は、原則事業所内で

行うこととなっています。

設備基準を満たして指定を

もらっていますので、

「基準を満たしている設備環境の

中でサービスを提供してください」

ということですね。

ただし、①あらかじめ認知症対応型通所介護計画に位置付けていること、②効果的な機能訓練等のサービスが提供できること、

以上2つの条件を満たせば、

例外的に屋外でのサービス提供が可能です。

具体的には、屋外での歩行訓練や、

外出行事などがこれに該当しますね。

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