新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第24回本試験解説 問題35

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【問題 35】

栄養に関するアセスメントについて正しいものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者は、若年者に比べてエネルギー摂取量が少ないことを当然の前提とする。

2 低栄養状態の徴候には、筋肉量の減少、血清たんぱく質の減少などがある。

3 低栄養状態は、フレイルや要介護状態の要因の一つである。

4 認知症高齢者については、異食、盗食などの摂食行動の有無を把握する。

5 高齢者の摂食・嚥下障害は、栄養過多を引き起こすおそれがある。

 

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答え:2.3.4

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1  誤り。

一般に、高齢になるほど栄養不足が問題となってきま

す。高齢者ではエネルギーの消費が少なくなるため、身

体がエネルギーを必要とせず食欲が低下します。しかし

エネルギー摂取量が少ないことを当然の前提とすること

は誤りとなります。

 

2  正しい。

低栄養状態の症状には、体重減少、骨格筋の筋肉量や筋

力の低下などがあります。

また血清中に含まれるタンパク質の総量を血清総たんぱく

といい

総タンパクの低下は、アルブミンの低下かグロブリンの低下の

いずれかで起こります。

この血清アルブミンや血清タンパク質の低下は

低栄養の指標となります。

 

3  正しい。

フレイルとは①体重減少②筋力低下③疲労感④歩行速度

⑤身体活動の5項目の中で、3項目以上に該当する場合

をフレイルといい、体重減少や筋力低下などは低栄養と

深く関連しているためこの設問は正しいとなります。

 

4  正しい。

認知症高齢者のBPSDには

徘徊・作話・妄想・幻覚・睡眠障害・異食

などがあります。

異食や盗食などの摂食行動の有無を把握する

ことは認知症症状の観察をする上で必要となります。

 

5  誤り。

摂食・嚥下障害とは、摂食・嚥下のプロセスのどこか

に、問題が生じていることを言います。

食物を認識できない、咀嚼から嚥下機能など

各プロセスでの障害が起こると、

食事摂取量の減少や、低栄養状態を引き起こす

可能性があります。

 

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