新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第24回本試験解説 問題33

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【問題 33】

診療や治療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 医学的診断のプロセスでは、主訴の前に、家族歴や既往歴の聴取を行う。

2 診察や検査は、患者の身体的負担が小さいものから行うことが原則である。

3 治療は、診断に基づいて行うことが重要である。

4 最も治療効果の高い治療法を常に選択する。

5 介護支援専門員は、医学的な立場から治療法について助言すべきである。

 

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答え:2.3

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1  誤り。

診断のプロセスは4つのステップ

からなります。

①問診・身体診察からの情報収集

②問題の描写

③仮設の立脚と疾患の知識への照会

④問題を説明する疾患の選択

です。

 

①の問診というところに主訴が当て

はまります。初めに現在の主な訴え

を聞き、その後に家族歴や既往歴を

聴取していきます。

 

2  正しい。

診断のために行う検査はいろいろ

な種類がありますが、

 

まず触診や聴診などの診察を行い、

血圧測定や尿検査・採血など体に

負担のかからない検査から行います。

 

そのような非侵襲的な検査を行った

上で異常が疑われる場合や、

 

みつかった場合にはさらに精密検査

を行うと言う流れが一般的です。

この考え方をスクリーニング検査と

いい、痛みや、苦痛を伴う検査など

身体的負担の多い検査などは、

スクリーニング検査後に行います。

 

 

3  正しい。

診断的治療という言葉もあるように、

病気の診断を検討し、それに対する

治療をしながら経過を観察し、

その治療で効果がみられたら、

やはりその診断が正当であったとす

る診断・治療の方法です。

 

 

4  誤り。

診断結果をもとに治療方針を決め

ていきますが、

 

例えばがん疾患の場合、多くのがん

では進行の程度を「病期(ステージ)」

という言葉で示します。

 

病期によって最も良い効果が期待

される治療を選択することになり

ますが、

 

実際には年齢や体調、がん以外の

病気がないかなど、

総合的に判断されます。

 

治療法を決めるにあたっては、

ご本人やご家族の気持ちなど

しっかりと医師と相談しながら

選択できます。

 

5  誤り。

介護支援専門員は、ケアマネジ

メントのすべてのプロセスを

通じて、

 

利用者の尊厳を守り、利用者の

心身状態や置かれた状況に応じ

た自立支援を行います。

 

医学的な立場から治療法についての

説明をするのは、医師の役割ですの

で誤りとなります。

 

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