新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第24回本試験解説 問題31

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【問題 31】

認知症のケアや支援について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 認知症施策推進大綱では、医療従事者等の認知症対応力向上の促進を図ることとしている。

2 認知症疾患医療センターは、地域の介護関係者等への研修は行わない。

3 認知症ケアパスとは、認知症の人の状態に応じた適切な医療や介護サービスの提供の流れを示

すものである。

4 認知症初期集中支援チームは、警察と介護事業者や地域の関係団体が協力して認知症の人を

捜索する仕組みである。

5 認知症地域支援推進員は、認知症の人やその家族を支援する相談支援や支援体制を構築する

ための取組を行う。

 

 

**************************

答え:1.3.5

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1 正しい。

認知症施策推進大綱では、

①地域のなかでの医療・介護の支援ネットワークの構築

②認知症対応力向上のための支援

③相談支援・支援体制構築

を具体的な役割としています。

 

2 誤り。

認知症疾患医療センターとは、

認知症に関する詳しい診断、

行動・心理症状(BPSD)や

身体の合併症への対応、

専門医療相談などを行う

機関です。

 

かかりつけ医や介護・福祉施設、

地方自治体とも連携し、

 

地域の中で認知症やその家族に、

適切な専門医療を提供する役割

を担っています。

 

具体的な役割として、

①専門医相談

②鑑別診断と治療方針の決定

③行動・心理症状(BPSD)・身体合併症への対応

④地域の関連機関との連携

⑤連携協議会・研修会の開催、啓蒙活動

 

などがあります。

 

3 正しい。

認知症ケアパスとは、住んでいる地域の

なかで、認知症医療やケアをどこで受

けられるのか、

認知症カフェや相談拠点がどこにある

のかなどを明示する資源マップと、

その資源のなかでどのように在宅生活

を支える認知症の医療・ケアを提供

していくかの流れを示すものでもあります。

 

4 誤り。

認知症初期集中支援チームとは

「複数の専門家が、認知症が疑

われる人や認知症の人および

その家族を訪問し、

観察・評価を行なったうえで

家族支援等の初期の支援を行うチーム」です。

 

訪問に先立ち、医師会と連携体制

を構築し、かかりつけ医がいれば

情報提供を受けてから訪問するこ

とが望まれます。

 

訪問は、保健師や介護福祉士、

作業療法士、社会福祉士などの

国家資格有資格者で、かつ、

原則、認知症初期集中支援チーム

員研修を終了した医療職と介護職

のペアで訪問し、アセスメントを行います。

 

ここでは、警察と介護事業者や

地域の関係団体が協力して

認知症の人を捜索する仕組み

であると言っています。

 

これはSOSネットワークの説明です。

チームの構成・仕組みともに誤りとなります。

 

5 正しい。

認知症地域支援推進員は、地域包括

支援センターや市町村、認知症疾患

医療センターなどに配置されており、

 

地域の支援関係間の連携づくりや、

認知症ケアパス・認知症カフェ・

社会参加活動など地域支援体制づくり、

認知症の人やその家族を支援する

相談業務等の役割があります。

 

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