新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第24回本試験解説 問題29

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【問題29】排泄について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 排泄のアセスメントでは、排泄場所がトイレの場合には、居室,廊下、

  トイレの温度や明るさを確認する。

2 排泄のアセスメントでは、排便については, 1週間の回数のみを確認すればよい。

3 強い尿意とともに尿が漏れることを、腹圧性尿失禁という。

4 排泄の介助に伴い、家族は腰痛や睡眠不足などの身体的影響を受けることがある。

5 食事内容の確認は、排泄のコントロールに必要である。

**************************

答え:1.4.5

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1.正しい

排泄場所がトイレの場合は、トイレまでの

一連の流れ(動線)を確認することで、

問題点が見つかれば改善が必要になります。

アセスメントの具体的な内容は、

・居室からトイレまでの距離

・廊下の手すりの有無

・廊下の明るさ

・障害物の有無

・廊下やトイレまでの温度差

・夜間の足元等明るさ

などです。

特に夜間は転倒のリスクが

高まりますので、

アセスメントは重要です。

2.誤り

排便のアセスメントでは、

排便の周期、排便時刻、量、

性状、便意の有無、失禁の有無

下剤の有無、排便のコントロール有無

食事量、水分量の確認等

色んな視点からアセスメントし、

一定期間情報収集しないと分かりませんね。

1週間の回数のみ確認すればよいという

ことではないですね。

3.誤り

強い尿意とともに尿が漏れるのは

「切迫性尿失禁」です。

腹圧性尿失禁は、咳やくしゃみ等

お腹に圧がかかったときに漏れる

失禁のことです。

これは女性に多いです。

設問は、切迫性尿失禁の説明です。

尿失禁はこの他にも、

溢流性尿失禁、機能性尿失禁など

があります。

4.正しい

家族介護者は、介護の技術も知識も

専門職から比べたら乏しく、

腰など身体を痛めているケースが

多いのは想像に容易いです。

また、在宅介護は24時間「待ったナシ」

ですから、睡眠不足になるケースも

大いにあると思います。

ましてや「老老介護」の現状から

介護者が体を壊すリスクは大きいです。

ケアマネは、利用者さんはもちろん

のこと、家族介護者さんへの支援や

配慮も大事な役割になります。

5.正しい

食べたもの、飲んだものによって

排泄状況は変化します。

食事量、水分量、摂取時間、食事間隔等、

排便に関する情報は様々です。

食事内容(食物繊維の摂取)、

必要な水分量などの確認は、

排便コントロールに重要になりますね。

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