新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第24回本試験解説 問題26

Pocket

【問題26】

高齢者にみられる疾病・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。

1  薬疹は、薬剤服用後12か月で出ることが多い。

2 高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがある。

3 白内障は、水晶体の混濁により視力低下をきたす。

4 脱水があっても、めまいやふらつきは生じない。

5 ナトリウムが欠乏していても、嘔気や頭痛などの自覚症状がないこともある。

**************************

答え:2.3.5

**************************

1:不適切。

どんな薬剤でも薬疹の可能性があり、

長期間服用していた薬剤によっても

薬疹は生じます。

薬疹には、さまざま症状がありますが、

薬剤服用後12週間で起こることが

多いです。

薬疹の治療の原則は、被疑薬(原因薬剤)

の速やかな中止です。

2:適切。

高齢者の肺炎の要因としては、

患者の低栄養、基礎疾患、加齢に

伴う免疫力の低下、咳反射弱、

誤嚥の反復などがあげられます。

高齢者の特徴として、症状が非定型的で

症状がはっきりしないことも

原因の一つです。

3:適切。

白内障は、加齢に伴って増加する

代表的な目の疾患です。

白内障は、水晶体の混濁により

視力低下をきたす疾患で、

加齢が原因で生じることが多いです。

紫外線、喫煙、ステロイド全身投与

などが代表的な危険因子といわれています。

4:不適切。

高齢になると体液が減少し、

食事量が減って、水分や塩分の

摂取も低下することが多くなります。

また、発汗による体温調節機能が

十分機能せず、脱水や熱中症を

おこしやすくなっています。

  

脱水になると、ふらつき、めまい、

だるさなどの症状があります。

5:適切。

高齢者は、自覚症状がないまま、

知らず知らずのうちに電解質異常に

なっていることがあります。

何となく元気がない、食事が摂れて

いないといった不定愁訴など、

症状が非定型的であり、典型的な症状が

出ないことがあります。

▤ ▥ ▦ ▧ ▤ ▥ ▦ ▧ ▤ ▥ ▦ ▧ ▤ ▥ ▦ ▧ ▤ ▥ ▦ ▧

【 朝トレ始めました! 】

ただいま、毎朝6時35分~15分間

公開オンラインセッションをやっています。

「早起きは三文の徳」

ということで、このセッションは

無料開催しています!

・疲れて勉強ができない

・時間がない

・モチベーションが上がらない!!

こんな方に向けて作りました。

これに参加すると

・どんな問題にも対応できる「思考力」が身に付く

・正答率が格段に上がって日々の勉強時間を短縮できる

・楽にできるから疲れていても問題をこなせるようになる

・「自信」がついて、やり続ける自分になれる

こんなメリットがあります。

朝から、こんなに濃い内容の授業⁈

と驚いてください。笑

「朝トレ」はこちらからご登録ください。

ライン公式で「朝トレ参加希望」と

ひと言送ってください。

翌朝から案内を配信します♪

            ひとまずタップ!

https://eventlink.jp/otp/8ub01nip

About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です