新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第23回 ケアマネ試験 問題31

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今日も一問一答でストレッチ☆☆

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【問題31】
食事について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 摂食・嚥下プロセスの口腔期では、視覚、触覚、嗅覚の認知により、無条件反射で唾液が分泌される。
2 摂食・嚥下プロセスの咽頭期では、咽頭に食塊が入ると、気道が閉じられて食道に飲み込まれる。
3 食事の介護のアセスメントでは、摂食動作ができているかを確認する。
4 食事の介護のアセスメントでは、食欲がない場合には、痛み、口腔内の状態、服薬状況などを確認する。
5 医師は、食事の介護のアセスメントに関わる必要はない。

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【 答え:2・3・4 】

1 ×
摂食・嚥下のプロセスは5つの行程に分かれています。
①先行期(認知期):視覚・触覚・嗅覚で食べ物を認知。無条件反射で唾液分泌。

②準備期:咀嚼。唾液と混ざって食塊を形成。
③口腔期:食塊が咽頭に送られる。
④咽頭期:気道が閉じ、食道に飲み込まれる。
⑤食道期:食道のぜん動運動で胃へ送られる。
逆流防止のため食道が閉じる。

このようなプロセスに分類されています。

①先行期(認知期)は、視覚・触覚・嗅覚で食べ物を認知し、無条件反射で唾液が分泌されます。

口腔期は、食塊が咽頭に送られるときを指します。

2 ○
咽頭期は、気道が閉じ、食塊が食道に飲み込まれる時期を指します。

3 ○
食事の介護のアセスメントでは、
摂食動作ができているかを確認します。

また、食事のセッティングはできるか、箸やスプーンは使用できるか、
麻痺・拘縮による可動域制限はないか、最後まで自分で摂取できるか、
摂取のスピードも確認していきます。

4 ○
食事摂取についてのアセスメントでは、
①食事の回数、量、食事バランス
②食欲はあるか。食欲がない場合は
 疾患、痛み、痛み、口腔内の状態、服薬状況、認知症の有無、
 孤独感などをアセスメントします。

5 ×
個人や集団の食事摂取状況を食事調査によって評価し、
各指標と比較することを、食事アセスメントといいます。

食べ物や栄養素と健康などとの関連を調べる場合や、
健康の保持・増進、疾病の予防と管理のための食事改善を行なう
場合に不可欠です。

3にも解説した通り、
食事の介護のアセスメントでは、摂食動作ができているかを確認します。
また、食事のセッティングはできるか、箸やスプーンは使用できるか
、麻痺・拘縮による可動域制限はないか、最後まで自分で摂取できるか、
摂取のスピードも確認していきます。

「多職種協働」で行いますので、医師も加わります。

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