新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第23回 ケアマネ試験 問題29

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今日も一問一答でストレッチ☆☆

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【問題29】
次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 稽留熱では、急激な発熱と解熱を繰り返す。
2 心房細動では、心房の正常な収縮と拡張ができなくなる。
3 飲酒は、起立性低血圧の原因とはならない。
4 ジャパン・コーマ・スケール(JCS)では、数値が大きいほど意識レベルが低い。
5 口すぼめ呼吸で息を吐くと、気管支内の圧力が高くなり、気管支の閉塞を防ぐ。

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【 答え: 2・4・5 】

1 ×
稽留熱は、1日の体温の高低の差が1度以内の高
熱が持続する熱型です。
日本脳炎・結核性髄膜炎・肺炎でみられます。

急激な発熱と解熱を繰り返すのは、間欠熱で
す。
敗血症や、中心静脈栄養を行なっている場合、
カテーテルからの菌血症を疑います。

2 ○
心房細動は、不整脈の一種です。
心房全体が小刻みにふるえ、心房の正しい収縮と拡張ができなくなります。

3 ×
お酒(アルコール)を飲むと血管が拡張し、血圧が低下します。

これは、起き上がったり、立ち上がったりしたときの起立性低血圧の原因となりえます。

4 ○
ジャパン・コーマ・スケール、JCS)とは、
意識の深度(意識レベル)分類です。
3-3-9度方式とも呼ばれます。

覚醒度によって3段階に分けられていて、
数字が大きいほど意識障害が重度です。

Ⅰ:意識のある状態は1~3の1桁で表します。
Ⅱ:刺激で反応がある状態を10~30の2桁で表します。
Ⅲ:刺激をしても反応がない状態を100~300

の3桁の数字で表します。
桁と数が増えるほど意識レベルが低下します。

5 ○
口すぼめ呼吸は、鼻から息を吸った後、
口をすぼめて長く息をはく呼吸法です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、
呼吸をするたびに肺の中にはき出せない
空気がたまって息苦しくなります。

口をすぼめて息をはくと、
気管支の内側に圧力がかかり、
呼吸が速くなっても気管支のつぶれを
防ぎながら、空気を効率よくはき出す
ことができます。

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