新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第23回 ケアマネ試験 問題28

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今日も一問一答でストレッチ☆☆

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【問題28】
高齢者にみられる疾病について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 変形性関節症は、高齢者に多く発症する。
2 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、筋力低下による運動障害は生じない。
3 高次脳機能障害における失語症には、話そうとするが言葉が出てこないという症状も含まれる。
4 パーキンソン病では、認知障害はみられない。
5 骨粗鬆症は、骨折の大きな危険因子である。

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【 答え:1・3・5 】

1 ○
変形性膝関節症は、

膝のクッションとして働いている関節軟骨が
加齢にともないすり減っていくことにより、関節内に炎症が起きたり
関節が変形したりして痛みや腫れを生じる病気です。

発症する人の割合は、40代以降で上昇します。

加齢にともに膝の関節軟骨がすり減ること、
肥満や下肢の変形(O脚など)、筋肉の衰えなど、
生活習慣や職業的な要因が関係して起こります。

2 ×
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、
四肢の筋力低下がみられ、
運動や歩行などの生活機能の低下、
嚥下障害、言語障害が起こります。

数年で、
四肢麻痺、摂食障害、呼吸麻痺により
自立困難になる原因不明の進行性の難病です。

進行すると、うつ状態や認知症などの
精神症状や自律神経症状が出現します。

3 ○
高次脳機能障害とは、

脳血管障害や外傷性損傷など、様々な原因で
脳が部分的に損傷を受けたために、

言語、思考、記憶、行為、 学習、注意等知的な機能に
障害が起きた状態を指します。

失語症は大きく2つのタイプに分かれます。

①運動性失語症:聞いたり、読んだりしての理解はできるが、
話すことに強い障害がある

②感覚性失語症:言葉を理解する能力に障害が強く、言葉の言い誤りが多い

問題文の「話そうとするが言葉が出てこない」は、
運動性失語症に分類されます。

4 ×
パーキンソン病は、
脳の黒質の神経細胞が変性・消失することによる
神経変性疾患です。

この疾患には4大症状があります。
①振戦 ②筋固縮 ③無動 ④姿勢・歩行障害
です。

5 ○
骨粗鬆症は、骨密度が低下し構造的にもろくなって骨折しやすくなる病気です。

骨粗鬆症は圧倒的に女に多いのが特徴です。

閉経を迎える50歳前後から女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少し、
60歳代では2人に1人、 70歳以上になると10人に7人が骨粗鬆症といわれています。

これは、女性ホルモン(エストロゲン)が骨の新陳代謝に関わっているからです。

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