『ここ二、三日が山場かな?』
そう言ってニコニコ笑っていたのは
ちょうど3日前のことでした。
この記事は2年前に投稿していたアメブロに書いた記事です。
ふと、目に留まりました。。
もう3回忌なんだな。
もしかして、忘れないでって
お知らせしてくれたのかなぁなんて
もう一度、ここに書かせていただくことにしました。
10年前に心臓の手術をされてからも、
日常生活の身の回りのことも殆どご自分でされていました。
特に介助されることは好まず、
以前お部屋で転んで怪我をした時も
ご自分で処置をして包帯まで巻いて。。
内服薬の関係で止血がうまくいかなくて、
流石にその時は「助けてくれ」と
お部屋から杖をついてナースセンターまで来られました。
そんな思い出はつい昨日のことのようです
三度の食事も一番に食堂に出て来られ
亡くなる前日の昼食まで常食を召し上がり
「ここ二、三日が山場だ」と自分でおっしゃった日から
発作時の屯用薬を希望されて、時間ごとに内服。
それ以外は全く普段通りに過ごし、会話もして多才な趣味を楽しだこと。
「家内も仲間もみんな逝ってしまったー」と(●･̆⍛･̆●)
定年後の人生を急ぎ足で私に話してくれました。
誰もが自分の寿命のタイムオーバーを知っているのだと思います。
決して、人から「あなたの余命はあと〇〇」
なんて決めつけられるものではありません
これまで何度も
「世話になったね。ありがとう」
そんなことを言い出すと数日中に
人生の幕を閉じるということが何度もあったからです。
けれども、これほど『えーまさか』と誰もが思う程
元気だった方なのに、二日後には宣言した通り
人生のピリオドを打つことになるなんて・・・
悲しみを通り越して潔ささえ感じました。
当日の朝は少し息苦しそうに
でも、会話を交わし
やはり頻脈でしたが、酸素マスクをつけて
酸素飽和濃度はかなり良い数値でした。
それが・・・・
わずか３時間後には意識が無くなって
明らかに死期が近いことを看てとれました。
そして、、、
その１時間後に宣言どうり
その方の長くも短くもあるこの世での
人生の幕を下ろしました
１０２年の人生
戦争体験や貧困や高度成長期や私達には
考えも及ばない大変なことを沢山たくさん
乗り越えてきて、後半はめいっぱい
人生を楽しんで生き抜いた方
ほんの短い期間のお付き合いでしたが
学ぶことがぎっしりでした
₍₍ ◝(‘ω’◝) ⁾⁾ ₍₍ (◟’ω’)◟ ⁾⁾
「人生を楽しもう
お前が一番かわいい
我が人生に悔いは無し！」
先輩ナースが見せてもらったという
息子さん宛の遺言が故人のワープロの中に
書きとめてあったといいます
個人情報のことも承知していますが
こんなにカッコイイ生きざまをぜひ知って欲しい！
必要な方へ届けたいと思い書くことにしました。
だって、故人がとっても嬉しそうに話してくれたことだから。
聴いて欲しかってんだろうなぁ
伝えたかったんだろうなぁ
この年代の男性ならきっと口下手で
気持ちの表現や伝え方なんてうまく出来なかったんだろうなぁ
また、お節介な虫が騒ぎ始めた私
ごめんなさい。故人様へ
書かせて頂きましたo(〃＾▽＾〃)o
何処までもどこまでもカッコイイ生きざまでした
お盆だから「きっと奥さんと一緒にいきたかったんだね」
と誰に言うともなくつぶやいてみた。
こんなに心があったかくなり、納得のいく
人の死を受け止められることもあるのだと
初めて実感しました(*≧ｍ≦*)
必要な方へ届きますように💐
『不安とストレスに悩まない7つの習慣』
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