【人生の転換期】
今から22年前、祖母が結腸癌で亡くなりました。
当時、県外に住んでいた私は
祖母の臨終に間に合いませんでした。
そして、そのことがきっかけとなり
当時、30代半ばで2人の子供がいた私ですが
【看護師になろう!】と決心したのでした。
幼い頃から 農作業で忙しい母に代わって
面倒を見てくれた祖母。
昔話を聞かせてくれたり
ご飯を作ってくれたり
料理を教えてもらったり
一緒に料理を作ったり
両親よりも長い時間を一緒に過ごし
育ててくれた愛情深い祖母でした。
凜とした自分の生き様をいつも背中で見せ
【子供は宝】だと口癖のように言っていました。
18歳で県外に就職して以来
殆ど一緒に過ごす時間はなくなりましたが
今でも 祖母の優しさと楽しかった思い出が蘇ってきます。
それと同時に 氷のように冷たくなってしまった
祖母の亡骸が私の掌と心の奥底に焼き付いています。
医療従者に限らず、誰もが仕事を決める時
そこには何らかの動機・理由があると思います。
職業に就くことを目指し
資格を取得するまでの
看護学校で学んだ4年間も大変な道程でしたが
振り返ってみれば楽しかったなぁ~
ほんとに楽しい思い出しか記憶に上がってきません(^^;
けれど、実際に看護師として働くようになってからの私は?
というと正に 『波瀾万丈』 でした。
あれほど理想を描き看取り看護
癒やしの看護、患者様に寄り添う看護に
一生懸命 自分のやれる精一杯の看護を
と、必死で追い求めたのでしたが・・・
追い求めれば、追い求める程に
届かず 遠ざかっていくのでした。
まるで愛しい人を追いかけ回すストーカーのように
見事なまでに理想から遠ざかるばかりでした。
看護師歴16年の中で
「自律神経失調症」「不安神経症」
「パニック症状」「鬱状態」という
素晴らしいおまけをもらい
2度の燃え尽き症候群になり ・ ・ ・
5ヶ月半、3ヶ月の休職期間を経て 尚
現在も【看護師】として働いています。
但し、転んでもただでは起きないと自負している私は
「心理カウンセラ-」はじめ、マッサージ、セラピスト
セミナー講師 等々、沢山のセミナーを受講して
誰かの役にたちたいという 氣持ちもあって
興味のある資格を 幾つか取得したのでした。
結局のところ「何が言いたいのか」と言いますと
人生はいつからだって
何度だってやり直せる❗
凹んで、転んで、つまずいて、泣き言云っても
いつからだってリ・スタート可能だ❗
ということを学び続けている私なのです。(^w^)
そして
新卒じゃない 人生の途中
40歳から看護師になった私だから
2度も燃え尽き症候群になった私だから
いろんな病名がついて薬にお世話になった私だから
看護師になりたての2年半
波瀾万丈の毎日を越えてきた私だから
シングルマザーとして子育てと仕事の両立を
なんとか越えてこられた私だから
自分らしい働き方を探し求めて何度もトライして
やっとたどり着いた職場で働いている私だからこそ
伝えられることがあると思っているのです。
受け取って頂ければ幸いです。🍀🌼🍀
【 とっきーのBlog 】
様々な角度から切り口を変えて お伝えさせて頂きます。
必要な方へ ベストタイミングで届きますように♥