新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

介護過程②


こんにちは(*^^)v

前回に引き続き、介護過程いきたいと思います!この科目の合言葉は「主人公は利用者」です!

 

【問題65】

Eさんは、アルツハイマー型認知症で認知症対応型共同生活介護に入居している。今までできていた食後の歯磨きができなくなってきている。口臭が強くなってきたので、他の利用者が会話を避けている。孫からも「おばあちゃんのお口臭い」と言われ、寂しそうな表情をしているのを介護福祉職が見ている。

優先的に解決すべきEさんの生活課題として、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

 

1 他者と積極的に会話できるようになること

 

2 寂しさを取り除くために介護福祉職が励ますこと

 

3 気を遣わずに孫と話ができるようになること

 

4 口の中を清潔に保てるようになること

 

5 一人で歯磨きができるようになること

 

 

 

 

では、「がき解説」いきます!生活課題とは、利用者の望む生活を実現するために解決しなければならないことです。

今回のEさんの課題は「歯磨きができなくなったことによる口臭」です!そこを解決できるようにしていくことが正解になります!

 

 

1:×

他の利用者が会話を避けている原因となる口臭を解決しないと改善されません。

 

2:×

励ます」はほぼ×ワードです!励ますだけでは根本的な解決にはならないため、具体的な改善策を考える必要があります!

 

3:×

気を遣わずに孫と話すためにどのような支援が必要か具体的に改善策を考える必要があります!

 

4:〇

口の中を清潔に保つことができれば、孫やほかの利用者と交流できるので、寂しさの解消につながります!

 

5:×

Eさんの思いに「1人で歯磨きがしたい」という事実がないので優先課題とはなりません!

 

 

 

 

 

 

 

【問題66】

客観的情報の記録として、適切なものを1つ選びなさい。

 

1 タンスの中に食べこぼしのついた上着が入っていた。

 

2 妻とけんかしたことを後悔しているのではないか。

 

3 ご飯が喉を通らないのは、愛犬がいなくなったからだと思う。

 

4 いつも冷静なのに突然怒ったのでびっくりした。

 

5 一人でいる時間が長いので、こまめに声かけすることにした。

 

 

 

では「がき解説」いきます!客観的情報は簡単に言うと「ありのままに見たままの情報」のことです。主観的情報は介護者の思いや感情、価値観で判断した情報のことです。

 

1:〇

視覚で得た情報のみの記録となっているため〇です!

 

2:×

「妻とけんかしたこと」は客観的情報ですが、「後悔している」は主観的情報です!

 

3:×

「ご飯が喉を通らない」は客観的情報ですが、「~だと思う」は主観的情報です!

 

4:×

「いつも冷静なのに突然怒った」は客観的情報ですが、「びっくりした」は主観的情報です!

 

5:×

「一人でいる時間が長い」は客観的情報ですが、「こまめに声をかけたほうがよい」のは主観的に判断した内容になります!


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