介護の仕事をしていく中で大変と言われるのが夜勤の仕事です。
夕方17時から翌日の朝10時までの勤務(内休憩2時間)など、拘束時間が長いので「勤務が終わったあとグッタリ疲れる」、「小さな子どもがいると長い時間家を空けることができない」など働きにくさに繋がるケースがあるようです。
夜勤の後は、大抵の施設が夜勤明けの翌日は休みにしているため、連休と組み合わせて「夜勤明け・休み・休み」と、旅行などの予定を組みやすくなるメリットもあります。
それでも15時間の夜勤がきついと思われる方も多く、最近では、夜の10時、11時から翌朝までの8時間夜勤を取り入れている施設も増えてきているようです。「準夜勤」、「深夜勤」などと呼ばれ、1回の労働時間が短くなっており、次のようなメリットがあります。
■準夜勤、深夜勤のメリット
・時間が短いことにより身体的な負担が少ない。
・「夜勤前後に遊びに行きたい」、「子どもの学校行事で午前中だけ休みがほしい」など用事が入れやすい。
最近は15時間夜勤をしている施設でもこの準夜勤・深夜勤との組み合わせでシフトを組んでいる事業所も出てきています。
経験の浅いスタッフや、子育て中で長い時間の夜勤が難しい場合には8時間夜勤を選択できるなど、生活スタイルに合わせて多様な働き方が選べるようになってきています。
自身の生活スタイルに合った夜勤の職場を選ぶことで、子育て中の方でも夜勤勤務のある事業所で働くことができるかもしれません。