新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

新潟日報「窓」


マドラーとして新潟日報読者投稿欄「窓」に投稿した。

2019年1月12日掲載

『1月6日の記事や1月8日の社説「高齢者の定義」を読んだ。
日本老年学会が「高齢者」を75歳以上として65歳から74歳は「准高齢者」として社会の支え手と捉え直すべきだと提言した。
確かに65歳の方が高齢者と言うのは違和感がある。提言に納得することが多いが、記事にもあるように現行の社会保障や雇用制度は65歳を高齢者としているのが前提である。
今回の提言は間違いなく社会保証制度の見直しの布石だろう政権の「1億総活躍」のフレーズが思い出される。
以前、定年は55歳が主流でした1998年に法が改正されて60歳定年となった。さらに2013年には働きたい人は65歳まで働くことが義務化された。確かに60代の方には長年培った経験を生かせる場が必要でもある。体力に合わせた働き、稼ぎに応じた社会保障を適応できる順応性のある制度が必要かもしれない。いずれ自分も「高齢者」と定義されるときがくる。しかしそれまで働き続ける高齢者となるには健康でなければならない。
「高齢者」になるためには、それまでに「老化」で倒れないことも求められている。』

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About the author

sugai

とある地域包括支援センターに勤務。 ライフワークは「身寄りなし問題」に挑むことと看護師ボランティア組織の運営。趣味は全力で新潟シティマラソン応援。全力で新潟日報窓欄投稿(通称:マドラー)。全力で気に入ってた人とサシ飲み。

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