新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

”自分”で”生ききる”生活の処方 ~生活行為の専門職・作業療法士~ 


どんな時でも、自分の在りたいように生きることは、楽なことではないかもしれません。しかし、どんな時でも、最期まで、”自分”で在りたいと誰しも願うのではないでしょうか。

人は誰でも個々の人生を歩み、その中で様々な想いを抱き、今を生きています。そして、人はどんな時でも、その人にとって大切なこと(作業)を通して自分らしさを感じています。「自分がしたいこと」「する必要があること」「することが期待されていること」などの作業を自ら選択し、行うことが”できる”ことで、元気になることができます。

「人」×「日々、行うこと」=「作業」   (作業≒生活行為)

「望む作業」×「個人」=「在りたい自分・らしい自分」

作業療法士は「その人の望む作業」の回復や継続を支援することで、人がその人らしく生きる、在りたい自分で在る、ことの実現をお手伝いします。

歳をとり、病気やケガを負っても、失われた力、回復困難な力だけでなく、残された力や回復可能な力が必ずあります。加齢や病気で、脳や身体の機能はすべて回復することができなくても、最大限の機能を回復し、環境、方法などを適切に整えることで、その人にとって大切なこと(作業)を回復できる可能性があります。

そんなコツや日々の気づき、よもやま話を気ままにお届けしたいと思います。くれぐれも・・気軽にお読みください!今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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