新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

パナソニックの離床アシストロボット「リショーネplus」体験してきました。


どうも‼福祉用具オタク、バガボンド・テルこと、徳橋でございます。

平成28年10月12日(水)に第43回国際福祉機器展へ今年も行くことができました。

毎年毎年、驚きと興奮、楽しさと感動で、1日がアッという間に過ぎてしまいます。今年も例年どおりで、予定していた全てを回ることができませんでした。行きたいところ、見たい製品、会いたい方々が多すぎて困ってしまいます。終わってほしくない1日でした。

さて、パナソニックの新製品ですが、今までのリショーネとは何が違うのでしょうか?

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今までのリショーネは、始めにどちらか一方を分離させる側を決めたら、決めた側しか分離させることができませんでした。新しいリショーネは、始めに決めたどちらか一方だけでなく、決めた側とは、反対側も分離させることが可能となりました。(後の変更については有償)

施設での使用において、ベッドを設置する居室の変更により、分離させる側が合わなくなる。という不都合が軽減されました。

価格が下がったことも魅力です。

今回のHCRでは、ベッド・車椅子の両方で、背中の中折れ機構を取り入れた製品がありました。姿勢保持しやすく、呼吸も楽になります。非常に素晴らしい製品ではあるのですが、一方で、使用する側に、製品への正しい理解や適切な使用方法の理解ができない場合は、望ましくない結果どころか、危険な状態で使用している認識のないまま、危険な状態で使用し続ける。という最も危険な行為に及んでしまう懸念もあるのです。

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介護者、機器を使用する側も『住環境整備』に含まれます。姿勢や呼吸について、機器の取り扱いについての研鑽が、今までよりも更に重要になっていると感じますが、在宅においても、施設においても、まだまだ不十分な現状においては、先ずは離床させる。離床していただく。ということが、容易にできる。リショーネplus は有用なのではないでしょうか?

 


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