どうも!福祉用具オタク バガボンド・テルこと徳橋でございます。
「電動車いす」をご存知の方は多いと思います。「電動車いす」と聞くと、
画像にあるような車いすを想像する方が多いと思います。確かに外出時、屋外の移動には大変便利な道具だと思います。電動車いすであれば、長い距離の移動やスロープだって楽ちんです。
では、皆さん「電動アシスト車いす」はいかがでしょうか?ご存知ですか?
ヤマハ発動機さんの電動アシスト車いす 商品名は「JWスウィング」です。
既存の車いすに装着する電動アシストユニット「JWX-Ⅱ」もございます。
「JWアクティブ」も良いです。
電動アシスト「JWスウィング」「JWX-Ⅱ」はこれまでにない「車いすを漕ぐチカラ」をアシストしてくれる電動アシスト車椅子なのです。
このスグレモノは、使用する人に合わせアシストするチカラを強弱できます。更に左右別々にだって調整できるのです。
上肢の筋力低下や肩関節の可動域が少なく、ストロークが浅くなってしまう「ちょこちょこ」としか車いすを漕げなくても、このJWスイングなら「スイスイ」と進みます。なので、自分が行きたいときに行きたいところへ行くことを諦めずに済むのです。
また、脳卒中の後遺症などで左右どちらかの腕の力が出し難くなった方は、車いすを漕いでも、まっすぐに進めなくなってしまいますが、このJWスイングなら左右のアシスト力を「その人の漕ぐチカラ」に合わせ左右のアシスト力を設定することができるので、左右のどちらかを漕がなくても、ほぼまっすぐに進めます。(モチロン、多少は下肢での進行方向の調整が必要です。)
スイッチをONするとアシスト力をパワーアップすることも出来ます。
使用法としては、自宅から外出した際、広い場所で長距離の移動が必要となったときにスイッチONです。
この「電動アシスト車いす」スバラシイ点は、「段差を軽々と乗り越えることが出来る」のです。
今まで車いすを使用できる条件として「段差が無い(又は非常に僅かな段差しかない)」が、絶対でした。
しかし、この電動アシスト車いすは、5cmくらいまでの段差であれば、乗り越えることが可能なので、3、4cmの段差がある住宅でも使用することが可能なのです。
今までなら、移動する床に段差があったら、住宅改修で床段差を無くすか、車椅子の使用を諦めるか、のどちらかでした。
スロープだって楽々上れちゃいます。いちいち「見ず知らずの誰か」の助力を求め「お礼を述べる」ことをしなくても良いのです。坂道を上がることばかりではなく、下る時にも「エンジンブレーキ」のような抵抗がかかるので、速度が出すぎてしまうことも少なくできます。
便座ですら電動で開閉するのです。車いすが手動のままで良いとは思いません。
コレ おススメです。