新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

コロナウィルス流行ってますね…


コロナウィルスが流行ってきてますね。

インフルエンザもあいかわらずこの時期流行ってます。

 

ところでその昔。

新型インフルエンザってのが流行ったときに
日本政府がどう対処したか覚えていますか?

水際対策とか言って、空港からの侵入を警戒し
発症した人を見つけたら、国に入れず監禁する。

ありえんでしょ。(まぁ案の定広まったけどねwww)

でも…似たような対策を今でもしています(爆)

 

で、結局。

新型インフルエンザは季節性のものと
たいして変わりはないってことで
その動きは緩和になってったわけですが。

あれだけ散々騒いでおいて、結果的に
『恐れることはありません!』なんだから。

「おまいらが恐怖に陥れたんだろ!」って
突っ込み入れたのは今でも忘れられませんw

 

まったくもう…。
今回のコロナウィルスも同じようなもんじゃん…。

 

株式会社コロナも大迷惑していると思います。
ストーブの売り上げ下がってるんじゃないかな。

それくらいの風評被害こうむってますって。

 

ところで。

介護保険施設での感染症対策もまた、日本政府が
行対応と似てるなぁと思うのは僕だけでしょうか。

誰かが(どこかの施設が)発症した途端に
感染症対策委員が発足され、マニュアルが
出てきて、羅感者は個室や隔離での対応。

ホントそっくりだよね…。(別に間違っちゃいないけど…)

 

隔離したいのは分かるが、どうせこうやって広まる。
どんなに頑張ろうが広まるときは広まってしまうし、
仮に今回広まらなかったとしても、いつかは広まる。
被害拡大は免れようが、誰かしらには感染するのだ。

そりゃもちろん、早期発見や感染予防は大切であり
それをすれば、周囲に警告を与えることはできるし
原因が見つかれば適切な対応ができるかもしれない。

 

じゃあ適切な対応とはいったい何なの?
罹患者を隔離することにあったの?

 

僕は正直、感染症の罹患者の数より
自殺者の数字のほうがよっぽど気になります。

 

健康な体は心身の充実によって成り立つ。
健康体であればウィルスに感染しようが
三~四日高熱出しておしまいじゃないか。

家族がその看病して、結局全員にうつって
『お前のせいでうつっちゃったじゃないか』って
後々の笑い話になったほうが自然じゃないか。

恋人がもしインフルエンザにかかったとしたら
会いに行って看病して『うつってもかまわない』
って、ちゅっちゅしてるほうが幸せじゃないか。

 

ミスチルも言っている。(Overより/1分30秒くらいから)

♪”風邪が伝染るといけないから
キスはしないでおこう”って言ってた
♪考えてみるとあの頃から君の態度は違ってた

ほら。感染対策の最後に行き着くところは
愛がなくなった先の悲しい別れじゃないか。

 

健康とは張りのある生活が作っていく。

 

自然と笑顔が出るような毎日を送ることがまず大事。
おいしいものを食べて、当たり前のことで笑う。

そんな豊かな表情が健康を作って、
抵抗力や免疫力を高めていくのである。

 

で。

じゃあ今の日本は豊かな表情を
作れる国なの?って話である。

自殺者がどんだけいるかわからないが
生きててもしょうがないって思う人が
たくさんいるって現状どうにかしろよ…。

 

ウィルスの侵入があったときに
『生』か『死』の差を生むのは
当事者の生命力に他ならない。

じゃあ。生命力ある、活力ある生活
を送っている人がどれだけいるのか?
政府がウィルスだの何だの言ってる間に
どれだけの人々が日本の現状に失望していたか。

 

ちょっと脱線ぎみにも見えるが
これは福祉施設にも言えること。

 

感染症の問題ばかりに目を奪われて
そうした後始末的なケアばかりの施設が
日常生活において、活力のある毎日を
どれだけ提供しているのかって話である。

感染対策で騒いでる前段階に
どれだけの年寄りが生命力を
奪われる介護をされてきたのか。
生きる希望を失うような毎日を
送ってる年寄りがどれだけいたのか。

 

簡単に言えば。

意欲や希望もない毎日を送っているお年寄りに
感染症になった途端に元気出せってのが無理な話。
日頃水分とらないお年寄りに、ここぞとばかりに
脱水にならないよう水分促しても無茶な話なのだ。

(そういう生活を見出せないから、ウィルス侵入を
躍起になって防ぎたいんですよね。分かりますw)

 

僕はあえて言いたい。

適切な対応があるとすれば、体力や抵抗力や
免疫力を作るような生活を送っていただくこと。

介護は(政府もね)毎日に生き甲斐を
見出せるような支援が一番必要なのだ。

張りのある生活を送ることこそが、ウィルスが
侵入したときに、その明暗を分けるのだから。

 

コロナウィルス?うはぁwwwなにそれwww
僕たち健康だから何とかなるんじゃないの??

的な自負があってもいいじゃないか。

 

僕が言いたいのは。コロナウィルスなどの
感染症は、そのシーズンが終わってしまえば
終息を迎えるが、生き甲斐すらみえてこない
現代社会はこれからもずっと続きそうってこと。

 

福祉施設に置き換えるなら。

感染症などの目先の問題で騒ぐ前に
体力をはじめ、抵抗力や免疫力など
生命力を奪うような介護が、平然と
当たり前になされているって現状や、
脱水や栄養不足、不健康な生活が
日常的に繰り返されてる現実のほうが
真に語るべきテーマではないだろうか。

 

介護短歌

感染症
隔離で拡大
防ぐより
真の予防は
生命力かな

 

もちろん感染症対策は大切ですよ!
それすらなかったら感染したときに
たいへんなことになるので。ただ
そういう方法だけに目を向けがちな
現状に疑問を感じているだけです。

問題が露呈したそのときだけ頑張るより
毎日の介護で年寄りを元気づけようよ。

仮に流行り病などにかかったとしても
年寄り自身がウィルスと戦えるような
体力を持たせてあげるべきなのだから。

 

お年寄りは体力がないだって?
んな馬鹿な。だったら今まで
生きてきてるわけないじゃん。

本当は体力も生命力もあります。あると思います。
今の僕たちよりも。それを知らず知らず奪っているのは
他ならない、僕たち介護かもしれないことをお忘れなく。


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