こんにちは!
福祉用具プランナー研究ネットワーク新潟(通称:プラネット新潟)の山﨑隆博です(^^)
こちらのブログでは、福祉用具のプロやリハビリテーションのプロ)が「福祉用具の特徴」「ひとり一人に合った福祉用具の選び方と調整の視点」「福祉用具を用いた目からウロコの介護技術」「リハビリテーション」などなどを発信してまいりたいと思います!!
前回は「車椅子は何のためにあるの?」というお話をしました。
第三弾の今回は「車椅子の座幅によって何か違うの?」ってお話しをしたいと思います(^^)
よく介護の現場では、
こんな風に、傾いている方見かけませんか?
傾いているとその都度、介護者の方や職員が
「よいっしょ!!」
って姿勢を直す。
その時、本人の表情は
「(う゛…う゛えぇ…)」
と眉間にシワを寄せて苦しそう。。。
このような光景をちょくちょく目にします。
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私たちでも疲れれば肘を着いたり、もたれかかってくつろぎますよね?
だから、傾いたってくつろげてればいいんです。
しかし、戻せないのが問題なんです!!!
傾いた姿勢が続くと…
平衡感覚が崩れる
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立ち上がれない
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立っても傾いてふらつく
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転倒リスクUp
胸が圧迫される
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呼吸が楽にできない
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食事や飲み物を飲み込みづらくなる
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食べこぼしも増えて低栄養&介護負担Up
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免疫力Down
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誤嚥(ごえん)・誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)のリスクUp
など多くの弊害が生じていきます。
じゃあ戻せない原因は何…!?
◆左の写真では、
座幅広すぎ
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傾く距離:大
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戻す力も余計に必要
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高齢で筋力不足
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崩れた姿勢のまま…
◆右の写真では、
座幅がちょうどいい
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傾く距離:小
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戻す力も少なくて済む
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高齢で筋力不足でも戻しやすい
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姿勢を自分で調整できる♪
姿勢の崩れは車椅子の誤った座幅が引き起こしているかもしれません!!
その車椅子を選んでいるのは…? そう!あなたですー!!
適切な幅の車椅子を選んで、より快適な環境で生活に彩りを~(^^)/
次回も引き続き、車椅子の選び方(その3)についてお話ししていきますね!!
それではまた!!
【プラネット新潟の活動内容】
◇福祉用具の普及・研鑽・啓蒙活動
◇セミナー活動 「らくらく移乗介助技術」「誤嚥予防のための環境作り」「住宅改修のコツ」「福祉用具の選定方法」などなど
◇バリアフリーグルメマップの作成・普及(H29.4~予定)
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