新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

第23回 ケアマネ試験 問題33

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今日も一問一答でストレッチ☆☆

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【問題33】
次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 高齢者では、特に疾患がなくても、気道の閉じるタイミングが遅れることで誤嚥が生じやすくなる。
2 歯の噛み合わせは、咀嚼だけでなく、嚥下にも影響する。
3 唾液腺を刺激しても、唾液は分泌されない。
4 食物残渣は、口臭の原因となる。
5 摂食・嚥下リハビリテーションは、医師のみで行う。

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【答え: 1・2・4 】
1 ○
加齢によって、気道の閉じるタイミングが遅れることで
誤嚥が生じやすくなります。

要因として、噛むことを含め食べること、
飲み込むことに必要な筋力は衰えてくることがあります。

歯・入れ歯などの問題により、食べ物を口の中で
飲み込みやすい状態に噛み砕くことができなかったり、
筋力低下により軟口蓋がきちんと閉じず
鼻腔内へ食べ物が入り込んでしまうなど、
嚥下の各段階の動作に不具合が生じて、
嚥下障害が起きる可能性が高まります。

2 ○
1の解説にも触れましたが、歯の噛み合わせが悪ければ、
食べ物を飲み込みやすい状態に噛み砕くことができないので、
嚥下にも影響します。

3 ×
唾液腺をマッサージすると唾液は分泌されます。
耳下腺(上奥歯のあたり)、顎下腺(耳の下~顎の下)、
舌下腺(顎の真下)を手のひらら親指で
マッサージすると唾液分泌を促進します。

4 ○
口臭の原因として、
・歯周病
・虫歯の空洞に食べ物が入りそのままになる
・歯垢や食物残渣
・唾液分泌の減少

が挙げられます。

食物残渣も口臭の原因の一つです。

5 ○
摂食嚥下リハビリテーションの目標は、
患者さんにとって安全かつ快適な摂食状態をつくり、
QOLの向上を図ることです。
食事摂取することによる肺炎や窒息などのリスクに注意しながら、
患者さんの食べる楽しみや家族の要望を十分考慮して取り組む必要があります。

具体的は方法として、
・口腔ケア
・嚥下体操
・頭部挙上訓練
・嚥下訓練
・スライスゼリー丸飲み法
・交互嚥下法
・複数回嚥下法

などがあります。

これは、医師だけでなく、多職種協働のチームケアが基本になります。

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