新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

要件を満たしていても、被保険者にならない?!

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こんにちは!

今日のコラム:「76億分の1の想い」

↓↓ 解説のあとです♪

今日も一問一答でストレッチ☆☆☆

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【問題】
介護保険の被保険者について:
児童福祉法上の医療型障害児入所施設に入所している者は、
被保険者とならない。

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【答え:正しい】

介護保険の被保険者は2パターンです。

第1号被保険者、第2号被保険者の2パターンでした。
それぞれ要件がありましたが、

この被保険者要件を満たしていても
被保険者にならないパターンがあります。

介護保険の適用を除外されるということで
これを「適用除外要件」といいます。

適用除外要件はまず3つの施設を押さえましょう。

① 生活保護法上の「救護施設」
② 障害者総合支援法上の「障害者支援施設」
③ 児童福祉法上の「医療型障害児入所施設」

これらの施設に入所している人は、
その施設の中で必要な介護サービスを受けています。

介護保険のサービスは使う必要がありませんね。

使う必要がないのに、被保険者になって加入していれば
保険料が発生してしまいます。

なので、介護保険の適用除外となっているわけですね。

この他にも、ハンセン病療養所は出題実績があります。

あわせて押さえておきましょう。

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コラム 「76億分の1の想い」

最近、所属しているコミュニティの中で
「7つの習慣」の話をしています。

作者は、スティーブン・R・コヴィー。

1989年に出版され、成功哲学や自己啓発に分類される、

全世界3000万部、日本でも200万部を売り上げた
大ベストセラーです。

内容を簡単に言うと、

コヴィー先生は、この本を書くにあたって、
約200年分の「成功」に関わる文献を調査し、
あることに気づいたんです。

直近の50年分は、
スキルやテクニックといった上辺だけの解説書が
ほとんどだったのに対して、

初めの150年分は、
誠意、勇気、正義、謙虚、忍耐、勤勉、節制といった
優れた人格の養成を重視したものが
ほとんどだったことを発見します。

優れた人格養成を「人格主義」と呼んで、
これに基づいた成功法則が「7つの習慣」なんです。

これ、ちょっと考えさせられたんですね。

今って、スキルやテクニックといったもの、
結果に直結することがとても多くありますよね?

やっぱり、
そういうものに惹かれる、そういうものが売れる。というのは、
世間的なニーズだと思います。

私もスキルやテクニック、すごく興味があります。

でも、

そのスキルやテクニックを使う人が、どんな人かによって

そのもたらす効果や結果は
かなり違ってくるんじゃないかと思うんです。

真の成功は
スキルやテクニックを極めることではなく、

誠意、勇気、正義、謙虚、忍耐、勤勉、節制といった
「人格」を極めること。

なるほど!と思います。

成功者は人格者でもありますよね。
人格者でなければ、成功者として認められないのも事実です。

コロナ流行で思うんです。

「人間にも、どうすることもできないことがある」

これを知って、謙虚になることが必要じゃないかなって思うんです。

科学や技術の進歩により、
できないことは何もない!みたいな気持ち、
あったんじゃないかな〜って。

利用者さんを通して思っていたことは、

私のじいちゃん、ばあちゃん世代の人って
「誠意、勇気、正義、謙虚、忍耐、勤勉、節制」
の人が多いということ。

この世代の人が、
戦後、何もないところから頑張ってくれたからこそ、
今の日本があるんですよね。

素晴らしい人格者が多かったからこそ、
日本は素晴らしい発展を遂げて豊かになりました。

コロナに立ち向かうには、
「誠意、勇気、正義、謙虚、忍耐、勤勉、節制」
に立ち返ること。

そして、

「人間は万能ではない」ことを自覚することが
必要なんじゃないかと思っています。

私は、神様を信じています。

おじいちゃん、おばあちゃん子だったからでしょうか。

仏壇や神棚に手を合わせる。
毎朝お参りをすることが自然な環境で育ちました。

毎日、家族、仲間、世界の平和を祈ります。
1日も早いコロナ終息と、
世界の人々が「人格主義」に立ち返ることを、切に願っています。

そして、

謙虚に平和を祈る人が増えることを願っています。

子どもや孫に、この世界のバトンをつなぐために。

今日も読んでくださり、ありがとうございました。

さくら福祉カレッジ 新潟校
https://sakucare.amebaownd.com

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