代表の小林です。
若年性認知症サポートセンター スワローを開設して約一年を迎えます。
一年間の活動内容を振り返ってみるとオレンジカフエドリームの開催、
ふれあいコンサートの開催、ラジオ出演等を行ってきましたが、若年性当事者や
ご家族の参加を得ることが難しい状況です。
地域包括の相談員やケアマネさんからの情報によると水面下に多くいるのはわかるけど
本人や家族が若年性認知症を職場や周囲の方に知れてしまうことを恐れてかくしてしまう
ケースが多く援助が難しいという話をよく聞きます。
若年性認知症または軽度認障害と診断されると落ち込むことは良くわかります。
でもそれを自分の個性として割り切って社会参加されている方もいらっしゃいます。
若年性認知症や軽度認知障害でお悩みの方、診断名で落ち込まないで自分の個性として
置き換えて社会参加しませんか?
話は変わりますが、私も頸椎脊髄症と診断され将来は車いす生活が待っていますねと
専門医に言われたときは、「仕事のことや」「将来のこと」が頭に浮かん落ち込んで
しまったこともありましたが、「障がい者スポーツ」で頑張る姿を見て多少足が
不自由になり以前のように大好きな社交ダンスが踊れなくて個性の一つが増えたと
思い迷いを振り切り、前向きに物事を考えることができました。
アドラー心理学では、自分を変えるのは自分自身という言葉があります。
つまり、自分の将来を決めるのは自分の考え方だと思います。
皆様方の社会参加をお待ちしています。
若年性認知症サポートセンター スワロー
代表 小林 正美