新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

社会保障審議会(福祉部会福祉人材確保専門委員会)資料を読み解く


「まんじゅう型から富士山型へ」の提言が印象的だった
「2025年に向けた介護人材の確保」から2年、
10/4付で国から新しい報告が出されました。

代表と2人で資料を読み込み、こんな解釈をしました。
①この2年、「多様な人材を含めた介護現場の人材育成」は、うまくいかなかった
②キャリアパスは言葉だけ、実際は能力がある人もない人も同じ仕事をしている
③介護職員は、現場での実践を通してもっと成長して欲しい

この「成長」に関して、国は「グループ」で成長する、という概念を出してきました。
階層別ではなく、縦割りでの成長を提言しています。
この部分、とても共感できます。
ピーエムシーがここ数年挑戦している、
「新人職員育成」のあり方に通じる部分があります。
国の方針との整合性を意識しながら、
今後の事業提案につなげていこうと準備しています。

なお、今回の報告においては、「実務者研修」について一言も書かれていません。
こちらはどう評価されているんでしょうね。


About the author

斎藤 洋

新潟県在住|介護現場の人材育成支援|介護福祉士・社会福祉士・学士(心理学)・修士(社会福祉学)・日本社会事業大学大学院博士課程在学中| https://twitter.com/hiroshithenet

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