爪の長さはどれくらいでしょうか?
子供のころから、「爪の白い部分は全部切る」ように
言われて育ってきた方が、ほとんどではないでしょうか。
私も、その一人でした。
小学校の爪の検査では、白い部分があると
「伸びてるね、ちゃんと切ってきなさいよ」と
言われたような記憶があります。
爪の長さは、指先とほぼ同じ長さ、
または、1ミリ程度短いくらいが丁度よい長さです。
爪がなかったり、短いと、つま先に力が入らず、
転倒の危険性が増します!!
深爪は、本来爪が覆いかぶさっていなければならない指の先が、
完全に見えてしまいます。
バイアス切りは、むき出しになった皮膚が徐々に盛り上がっていき、
後から生えてきた爪が、その部分を刺激して痛みが出てきます。
当たって痛いから、また爪の角を短く切り落としてしまい、
伸びてきたところで皮膚が刺激を受け痛みだす。
この繰り返しが、陥入爪や巻き爪となる大きな原因です。
くれぐれも、爪の切りすぎには注意してくださいね。
フットケア広め隊 今回の担当は、田辺美枝子でした。